意外なようで意外じゃない?
1度見たあとに、もう一度見ると更にいいかも
僕はなんで、この人を好きになったのだろう…
女子はいっぱいいるのに…
僕の名前は、あさひ。
朝に日が昇るで、朝日。
僕が好きになった人の名前は、ひなた。
可愛い名前でしょ。さすが僕の好きになった人だ。
でも、僕はひなたを好きになるつもりはなかった。
だって、ひなたは……だから。
ひなたは、あざとくて行動がすべてかわいい。
「おはよ。あさひ!今日、放課後、空いてる??」ひなた
「空いてないけど?」あさひ
「えー、そうなのー、あさひの友達から空いてるって言ってたんだけどな〜」ひなた
でた、これが僕の好きになった行動。上目遣い。これを使われたら逆らえない
「冗談だよ。空いてるけど??」あさひ
「やったー!じゃあ、放課後一緒に遊ぼ!」ひなた
この無邪気さも、かわいい…
あー、もう!
全部かわいすぎて好き!
〜放課後〜
「あさひー!行くよ〜!」ひなた
「おう!」あさひ
「どこいくんだよ」あさひ
「ふふ、秘密」ひなた
「なんだよ、教えてくれてもいいだろ〜」あさひ
結局ひなたは教えてくれなかった
「ここだよ」ひなた
「何ここ??」あさひ
「ここは猫カフェ!」ひなた
「こんなとこに猫カフェなんかあんだな〜」あさひ
「ソ!最近できたんだ!」ひなた
ひなた、調べてくれたのかな?
僕のために…
「あさひは好きな子とかいんの〜??」ひなた
急にどうした??
今、猫を触りながら何言っちゃってんの??
「ねぇ、どうなの??」ひなた
「いるけど??」あさひ
「え、誰??」ひなた
なんで、こんなに興味津々なの??
「可愛い子」あさひ
「えー、わかんないよ〜」ひなた
「お前は、どうなんだよ」あさひ
「好きなことかいるんだろ」あさひ
「まー、いるけど」ひなた
「え、誰?」あさひ
「かっこいい子」ひなた
「ふーん。名前は?」あさひ
僕の名前出るかな?
いや、出るわけ無いか…
「誰だと思う??」ひなた
「知らんし、はよ教えてや」あさひ
「わかったよ、好きな人は……」
「あさひだよ…」ひなた
え、ま?
「え、僕!?」あさひ
「そうだよ!」ひなた
え、まさかの両思い!?
「まさか、自分でもあさひを好きになるとは、思わなかったよ…」ひなた
「だろうな…でも、僕もお前のことが好きだよ」あさひ
「え、ホント!?」ひなた
相変わらず、驚いてもかわいいな…
「じゃあ、付き合わない??」ひなた
「いいのかよ、僕で」あさひ
「あさひじゃなきゃ嫌!」ひなた
「じゃあ、よろしくな」あさひ
僕には、可愛い彼女ができた。
僕の好きになった子は、
ひなたという可愛くてあざとい男の子でした。
自分の好きになった人は、恥じることないし
堂々としてていいと思うよ