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詩文毒症  作者: 夜霧ランプ
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妄信する天使

学習したのはハイになる方法

服従する子になれってさ

みんな言い聞かせてるんだ

のろまな奴は処分するから

死にたくなけりゃ役に立てってさ


そんなわけだから子供達

大人の真似して遊びます

「あいつは死ぬまで追い詰めるべき」

そう許可されてると信じてる


だから昼休みにみんな

あの子を獲物に狩りをしてました


男の子って言うのはそのくらい

「元気」なもので良いんだって

大人達は知らぬ顔

決して気づかないように

みんな揃って知らぬ顔

彼等の気が触れている事は

蓋してネジして封印して

証書を与えておくんだって

通りすぎれば赤の他人


各言う彼等は「カミサマ」に

従っている天使なんだって

それはそれは純粋な狂気の沙汰があるようで

彼等の信じる「カミサマ」は

ある種のマリファナを与えてくれる

とってもイケてる奴なんだって

確かに幸せでしょうねと

歪んだ笑顔を見て思う


性善説って言うものを唱えた馬鹿は誰だっけ

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