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詩文毒症  作者: 夜霧ランプ
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掴めば

冷凍的異物感

 目玉から抉り出した涙を

 腐敗させない方法を教えて


 なんでも無いコドモとして

 生きてこれなかった昨日なんて

 何色にしようとも俺が変わるわけじゃ

 無いんだってことを

 拍手と一緒に光らせて


 (やいば) 刃 刃が抉り出してる

 請わせ壊れ綺麗な液体を

 泥で洗い流してる


 それならまだまともなほうだ

 

 世のハイウェイに流れてるのは

 硫酸のほうが近いんだ

 全部を腐食させてく

 イイカンジの簡単な毒素さ


 焼け爛れた心臓に

 支配者の声は届かないけど

 存在しなかった世界の夢を見ている


 二度とあやめはしないんだ


 目玉から流さない涙を

 腐敗させない方法を知ってる

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