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インベーダー
簡単に言うなら侵略者
気分の悪い話を聞いた
どうやらこの太陽系には
人間型の宇宙人は
住んではいないようなのだ
出来れば違う星の人々と
交流して強奪して脅迫して
彼等の開発していた土地を
友好的に手に入れると言う
夢が潰えてしまったのだ
かつてのコロンブスのように
インフルエンザを撒き散らせば
特に争わずにいても
殲滅させられるはずと
信じていたんだけどね
お友達として手を握れば
それだけで命の取引は
完了するはずだったのに
約5億年後の事だ
人間らしき姿をした
他の星の生物が
地球に渡ってきたのである
彼等は非常に紳士的で
何かを言って
握手を求めてきたので
民間人も大統領も
握手を返したのだけど
それにより
命の取引は完了した
次に彼等が来るときには
地球の人類と言うものは
きっと絶えているだろう
