ありがとうの詩
アレっぽっちのコトを
理由に
頑張れただなんて
とても信じられない
嬉しいよ
歩くのが怖くなった時に
リードするために前に出て
がむしゃらを教えてくれたり
隣で笑ってくれたり
後ろで支えてくれたね
甘えるなと怒られた日
理解できなくて
我慢できなくて
飛び出した
うるさいって突き放してごめんね
溢れ出す涙も拭わず
凛とした姿に
愕然としたのを覚えてる
尊くて
麗しかった
あれから私も
利益ばかり求めず
ガス欠になっても
途中で投げ出さないって
俯くもんかって決めたんだ
あかーく熟れた
リンゴを一つ
がぶっと齧って
とろけるような
ウィークエンド
あなたのおかげで
力作が出来ちゃった
額縁になんて収まらないや
特別な気持ちは
海のように深く広がるよ
『開けるのを諦めてたドア』
『リンクし始め世界は光り』
『頑丈な部屋で育んだ音が』
『解き放ったオブリガート』
『美しいのは当然でしょう』
壱宮から読者さまへ
「ありがとう」の花束でした。
感謝を胸に、今後も綴ってまいります。