運命のボタン
ある日、男の元に「人生やり直しスイッチ」が届いた。押せば記憶を保持したまま、過去の好きな時点に戻れるという。
男は歓喜し、失敗続きだった大学受験の日に戻ろうと指をかけた。しかし、ふと手が止まる。今の妻と出会ったのは、その失敗した大学の合コンだった。もし成功していたら、最愛の娘はこの世に存在しない。
男は震える手でスイッチをゴミ箱へ捨てた。直後、部屋のチャイムが鳴った。
「パパ、今の捨てたの? 私もさっき捨ててきたところ」
娘が全く同じスイッチを手に、晴れやかな顔で立っていた。
ある日、男の元に「人生やり直しスイッチ」が届いた。押せば記憶を保持したまま、過去の好きな時点に戻れるという。
男は歓喜し、失敗続きだった大学受験の日に戻ろうと指をかけた。しかし、ふと手が止まる。今の妻と出会ったのは、その失敗した大学の合コンだった。もし成功していたら、最愛の娘はこの世に存在しない。
男は震える手でスイッチをゴミ箱へ捨てた。直後、部屋のチャイムが鳴った。
「パパ、今の捨てたの? 私もさっき捨ててきたところ」
娘が全く同じスイッチを手に、晴れやかな顔で立っていた。
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