表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
狂った針は戻らない  作者: 暦海


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

72/242

それ相応の理由があって。

 ともあれ、先ほど彼女の言ったように二人きりの状況ではあって。そして、それには一応、それ相応の理由があって。



『――あの、由良ゆら先生。もし宜しければ、先生に無理のない範囲で補習を行ってくださいませんか? もちろん手前勝手な申し出であることは承知していますし、先生もお忙しいはずなので無理にとは言えませんが』



 数日前、屋上にて告げられた蒔野まきのさんの言葉。補習というのはあの休学期間の、という意味で間違いないだろう。

 そして、そういうことなら断る理由もない。彼女が休学していたのは、やむを得ない事情があってのこと――ならば、その分を取り戻すための補習を行ったとて特別扱いにはならないだろう……たぶん。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ