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夜のくじら

作者: 立花そな


 君と旅に出る


 月明かりに照らされて、僕らは出会った


 この先に何があるだろうか


 果ての果てまで一緒に居よう


 いつか出会ったことがあっただろうか


 懐かしさは何だろう


 ずっとずっと探していたのだろう


 好きだという言葉では足りない


 愛しているというには多すぎる


 やっと見つけた君を


 僕はそばにいて欲しい


 光だ


 夜を照らすのは月ではなく君


 君はだれ?


 返事は返ってこない


 春の夜空に祝福を


 夏の夜空に冒険を


 秋の夜空に幸福を


 冬の夜空に別れを告げた


 心は何処にいるのだろう


 星々が見守る


 僕らの旅の先に 

 

 ずっとこのままでいい


 変わらないものはない


 これからもずっと


 永遠は訪れない


 暗闇に光るのは幻だろうか


 旅は続く


 終わりを知らなければ終わりはない


 明日は来ない


 今は今


 変化が正常


 ぱっと弾けた花火は深く眠る


 雪だるまが雪合戦をして


 目覚めの風が吹いた


 向日葵は太陽を待つ


 きっと夏は近づいてきている


 君は踊る


 楽しいのかと聞くと


 首を横に振る


 くるりと回って愛を囁いた


 ずっとずっとずっと共に生きたいと


 この先に何が待っているだろうか


 旅は終わらせない


 いつかの終わりを僕は信じない

ありがとうございました!

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― 新着の感想 ―
[一言] 綺麗なタイトルに惹かれて読ませて頂きました。 素敵なフレーズが多くて、とても好きです。 特に好きなのは「好きだという言葉では足りない 愛しているというには多すぎる」と、春夏秋冬の箇所です。 …
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