【彼8】
(えっ!なになに・・・!?
めちゃめちゃ可愛いんですけど!!!)
「・・・付き合うと言われましても・・・。
僕には、余りメリットがない!お話かと。」
「・・・そうよね。」
桜井さんは、すごく落ち込んでいた。
「・・・。
でしたら!桜井さんが、僕の彼女になってくれるのであれば!!!
全身全霊を込めて、やらせて頂きます!」
(本当は、おっぱいの方がいいですが…)
すると・・・
桜井さんの目から涙が溢れた・・・。
僕は、やってしまった!
そう思った。
「調子に乗り過ぎましたー!!!
ごめんなさい!!!」
必死に謝ると、桜井さんは!
もっと泣き出した!!!
僕は、目を泳がせながら!必死に考えた!!!
そして、土下座をして謝りまくった!!!
すると・・・
桜井さんが笑ってくれた!
僕が、少し安心すると・・・
桜井さんが・・・
「では!彼女になりますので、小説家を目指して下さい!」と言われました。
僕は、初め。
何を言ってるのか?分からなかった。
それを理解すると・・・
「いや、ッ!
無理無理無理無理!!!無理だって!!!」
「何で?自分で言ったんでしょ。
ちゃんと責任取ってよ!!!」
(いや!責任もクソもねぇーだろ!!!
普通に、考えて!
僕と桜井さんが、付き合うなんて!!!
ありえねぇーんだよ!!!
てか、あんたは!それで、いーのか!!!
ダメだよな!!!俺だぞ!!!
坂道日向モブ男だぞ!!!)
「さ…桜井、さんは・・・
それで…いいの?
俺なんかで、いいの???」
「いいわよ!これからよろしくね。
日向くん!!!」
彼女の見せる笑顔に、僕は・・・
「あ!はい!!!」と答えてしまった。
そうして、僕は桜井 桃香さんと付き合う事となった。