【彼6】
「聞いてますとも!ピーナッツですよね!」
「ピーナッツ?何それ!?」
「失礼!気にしないで下さい。
で!桜井さんが言いたい事とは、
僕の小説が読みにくいという事でしょか?」
「違うは!貴方の小説が素晴らしい!って事を伝えたかったのよ!」
「?・・・はぁ・・・よく分かりませんが・・・ありがとうございます。」
「で!参考までに・・・あなたの小説の書き方を教えて欲しいのよ。」
「別に良いですよ。」
「えっ!本当。やった~♪」
「でわ!」と言って僕は、スマホを取り出すと昨日の小説の続きを書き出した。
桜井さんが僕のスマホの画面を覗き込む!
僕は、気にする事なく小説を書き続けた。
「ちょ・・・ちょっと、まって!日向くん。」
「どうしました?」
「早すぎて!よく分からない。
全く!参考にならないわ。
あなた!プロットて、どうしてるの?」
「プロット?」
「ええ、プロットよ。」
「知りません。とりあえず思った事を書いているだけです。」
「はぁ・・・考えが詰まったりしないの?」
「全く。僕は、物語の人物達が勝手に動くのを文字に変換しているだけですね。」
「そう・・・とりあえず、分かったわ!
ありがとう。」
「参考に、なったなら何よりです。」
「ええ・・・参考には、ならなかったけど!
この物語の作者が貴方って事が分かって良かったわ。」
「あなたは、私の目標よ。」
「はぁ・・・それは、どうも。」
「所で、あなたは小説家を目指しているの?」
「いえ、目指していませんよ。」
「何で?」
「何で・・・?
えっ?」
「・・・。」
「小説家なんて、考えた事もありませんでした。」
「えっ!?何で・・・何のために書いていたの?」
「趣味ですね。」
「面白かった!」
「続きが気になる、読みたい!」
「今後どうなるの?」
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