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探索物語  作者: 宇多川
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プロローグ

六年ぶりの投稿です、ご容赦を。

 希暦0081年4月1日、午前0時。

 世界規模の自然災害が発生。文明の8割以上の破壊と共に人類の9割の死亡を確認。

 それと、同時刻。

 割れた地面から黒い胞子を放出する黒い水晶で覆われた獣を発見。直後に、黒い胞子を吸い込み、黒い結晶が体を浸食し、眼球が黒くなり、最終的に全身へと結晶化が進み、怪物へと変異する謎の病【侵食病】を確認。


 今回の【大災禍】における死亡者数69億7777万人。


 その三ヶ月後。

 荒廃した世界の中で、文明の再建と縮小された生活圏を拡大するため、人々は各地に散らばり荒廃した世界の調査と取り残された物資の回収ため必要な組織創設を決定する。


 人に夢を、希望を与える冒険者のための独立組織【冒険者組合】創設。


抗う人、軍、民間人、依頼人ため、調査、探索、救出、資源、あらゆるものを探し回収し、戦う組織【探索者組合】創設。


 探索者、冒険者、軍をサポートする中立機関【中立組合】創設し、人々は新たな一歩を踏み出した。






 それから、10年後。


【侵食病】

死骸を覆う黒い水晶から放出される黒い胞子を吸い込むことにより、黒い結晶が徐々に体を浸食し、眼球が黒くなり、最終的に結晶化が進み羽化するように怪物へと変異、凶暴化する病。火と光(紫外線)に弱い。


第一段階

記憶の混濁

意識の混濁

凶暴化

火と光に対する耐性低下 

部分的結晶化


第二段階

全身結晶化進行

さらなる凶暴化

意識の完全消滅

さらなる火と光に対する耐性低下


最終段階

全身が黒い結晶に覆われ、最終的に、羽化するように怪物へと変化する。心の在り方によって、姿形が多少変わることもある。

怪物化は人、獣としての死を意味する。


死骸となった時点で、苗床としての機能を果たすため黒い水晶が死骸を覆い、胞子を飛ばす(数メートル)。



死ぬ寸前、暗く湿った空間へと移動する習性をもつ。





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