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桜色の互恋  作者: 大花時人
3/5

桜色の互恋3話失恋⁇

誕生日プレゼントを渡して数日。

さくらが俺にこんな事を言ってきた。

「たくみ嫌い」

その言葉を聞いた瞬間、俺はどうしたらいいか分からず、

「そんなんだ」

と俺は言って流してしまった。

正直、ショックだった。

けど、もっとショックなのはたくみだ。

数日後、たくみにこの事を言うことにした。

たくみに、恋を諦めさせたいわけではなく、もっと頑張って欲しかったからだ。

そして、たくみに全てを話した。

たくみは、泣いていた。

悪い意味での泣きではない。

良い意味での泣きでもない。

男泣きだ。

そして、この日を境に彼の心に火がつき、さらにアピールをするようになった。

言った方が絶対良かったと思っている。


数日後、俺が病気で倒れた。

病名は、外反母趾がいはんぼしだった。

足の裏がすごく痛くて、靴を履くのも痛かった。

症状は、とても深刻と言われ手術をした。

手術は、無事成功した。

けど、後悔でしかない。

悔しい。

病気になったのは、7〜8月にかけだった。

もともと、たくみは8月にある臨海学校でさくらに告白する計画を立てていた。

しかし、俺が病気になりたくみとあまり会えなくて、その計画は破綻となった。

たくみは、今何を思っているのだろう。

「お前のせいで告白出来なかった」

とでも思っているのだろうか。

俺は、入院中自分を責めた。

なんでこのタイミングなんだ。

とても、ついていない。

本当に、たくみはさくらと結ばれるのか?

俺は、ひたすら現実回避して自分を慰めた。


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