桜色の互恋2話
「俺はさくらの全てが好きなんだ」
正直、俺は引いた。
それと同時に凄いと思った。
なぜなら、俺には好きな人がいないからだ。
「こんな事言えてカッコイイ‼︎」
と内心思っていた。※BLではありません
まず、最低限1日1回はさくらと話す。
それが、この恋を助ける条件とした。
そして、たくみはほぼ毎日さくらと話すようになった。
その後、たくみは陸上の大会でさくらの事を考えて、どんどんと自己新を出していった。
恋の力ってすげぇと思った。
この1ヶ月後一大イベントがやってきた。
それは、6月28日。
さくらの誕生日だ。
そこで、たくみには前から計画をしていて、誕生日プレゼントはシャーペンだった。
俺も一緒についていくので、プレゼントは一緒に買いに行き、俺はボールペンを買った。
渡す前に、たくみは神社に行き神頼みをした
そして、本番‼︎
近くに自転車を止めてさくらの家の前に行った。
たくみの心臓はドクドクと強く胸打っていた
そして、インターホンを押そうとした瞬間
隣のご近所さんが降りてきて、私たちに話しかけた。
「何しに来たの?」
たくみは咄嗟に
「さくらさんにプレゼントを渡しに来ました」
「何?緊張しているの?あたしが押してあげるよ」
そして、さくらが出てきた。
たくみは、言った。
「誕生日おめでとう‼︎これ受け取って!!」
さくらは、とても嬉しそうだった。
見ているこっちも嬉しくなった。
そして、神社に戻り神様に
「ありがとうございました‼︎」
と色々話していた。
インターホンは、たくみが押すべきではなかったのか⁇
もっと、違う渡し方があったのではないか⁇
それは、誰にもわからないのであった。