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来世は何になろっかなぁって思っていたら来世がなかった件について⁉︎

作者: 猫の集会
掲載日:2026/06/13

 キャーっ‼︎

 

 女性の悲鳴と同時にオレは、意識を失った。

 

 …

 

 オレたぶん…あの世に導かれる。

 

 だって、オレが今見えてる世界は…さっきとまるで違う。

 

 子どもを助けようとしてトラックにはねられたはずなのに、トラックどころか人がまるでいない。

 

 なんなら…オレの目の前にいる、たった一人の美しいこの女性は…だれ⁉︎

 

 てか、羽はえてね⁉︎

 肌もツヤツヤってか…スケルトンかよってくらい透き通る肌。

 

「さぁ、いきましょう」

 美しいスケルトンみたいな透き通る肌の持ち主のお方がオレに手を差し伸べた。

 

 いきます‼︎と、手を差し出そうとしたけど…まてよ⁇

 

 この手を握ったらオレほんとにあの世いきじゃね⁉︎

 

「あの……オレって、まだ生きる可能性って……」

「ゼロです。」

 

 あー…

 

 そんなアッサリ言わなくても…

 

 ゼロカロリーだよ?くらいアッサリだった。

 

 美しいのに、さっぱりしておられるわ…。

 

 

 …

 

 

 もう諦めて、来世に期待するか‼︎

 

 どうせ、未練もないし…大事な家族だっていやしない。

 そもそもオレはぼっちだったようなもんだ。

 

 人を救ってむしろ心がオレもスケルトンくらい透き通る感じでスッキリしていた。

 

 女性の手を握ると、握った感覚はなくて…とりあえず二人して空を舞った。

 

 

 やっぱりあの世は、上にあるのか。

 

 

 あー、次はどんな来世なんだろうなぁ。

 

 少しワクワクもしつつあった。

 

 

 あの世は、意外とあっという間についた。

 

 てか、空飛べるなら…ワープとかもできそうなもんだけどな。

 

 

 あの世では、たくさんのいろんな人がとある場所で並んでいた。

 

 

「えと、あの人たちは?」

「あの方々は、来世申請している方々ですよ。さぁ、あなたもアンケートを」

 と、いきなり目の前にパッと羽ペンと用紙が現れた。

 

 アンケート形式…なんだ?

 

 

 …

 

 とりあえずアンケートを言われるままかくことにした。

 

 まずは、亡くなった理由とその時の年齢。

 

 来世で希望すること。

 

 …楽しく生きたい、と。

 

 来世でなりたいもの。

 

 …高身長、イケメン、イケボ、健康体、と。

 

 なりたい動物。

 

 …え、動物にもなれるん⁉︎

 

 なら、お金持ちのネコ、と。

 

 犬は、毎日散歩しなきゃならないからな…

 却下。

 

 アンケートをかいて一番後ろのところに並んだ。

 

 

 すると、さっきの美しい方が、

「あなたは、こっちよ」

 と連れていかれた。

 

 ⁇

 

「あの、オレは並ばなくていいんですか?」

「ええ、だってあなた転生しませんから」

 

 

 

 …

 

 

 え?

 

 

 …

 

 

 

 はぁ⁉︎

 

 

 さっきから、この人…いや、人かどうかもわからんが、とんでもないことアッサリ言うよねー…。

 

「オレ、転生しないんっすか⁉︎」

「しますよ?あなたの魂の修行は、白亜紀からはじめられて、次のステップです。」

 

 ⁉︎

 

 え、オレって…白亜紀からいたんだ?

 

「こちらをどうぞ。あなたの生い立ちです」

 と渡されたので見てみた。

 

 

 白亜紀ープテラノドン

 え、オレ恐竜だった⁉︎いきなりの驚き‼︎

 

 縄文時代ー人間

 おお、人間。

 

 江戸時代ー梅の木

 えっ⁉︎オレ梅の木だったん⁉︎どうやって実とか実らせてたっけ⁉︎

 

 てか、少し納得。

 オレって実は、遊園地とか行列店とか、並んで待つのとか全然苦じゃないんだよね。

 

 梅の木時代のおかげかもしれない…

 

 

 そして…

 

 梅の木からのまさかの

 フランス人…

 

 からの野良猫…

 

 

 前世、その他もろもろあり

 

 

 そして、

 さっきまでー人間

 

 さっきまでって…大雑把ーーすぎん⁉︎

 

 その他もろもろも気になるけど⁇

 

 

 てか、これからどうなるんだろう…

 

 

「あの…オレはこれからどうすれば…?」

 

 

「じゃあ、あなたはこれから神さまになります」

 

 なんて言われたんだが…

 

 

 えぇー…神さまって…なんなん⁇

 

 

 てか、オレが神さまってポジションええんかい⁉︎

 

 

 言われるがまま、なぜかとある神社へと連れていかれた。

 

 

 神社で参拝する人々。

 

 

 …

 

「では、あなたはここの神さまでよろしくね〜ん」

 ってかる〜く言われたんよ?

 

 

 演劇とかの神さまじゃないんよ⁉︎

 

 

 そんな軽くていいんかい‼︎

 

 ってなりましたよ。

 

 

「あの、オレってどうやって願い叶えたらいいんですか⁇」

 

「神さまなんだからご自分でお考えくださいな」

 

 

 …

 

 

 えぇええ…

 

 

 いきなり神さまって…どうすりゃいいんさ⁇

 

 

 そもそも他に神さまいないん⁉︎

 

 せめて引き継ぎとかないん⁉︎

 

 

 ないならせめてなんかマニュアルとかくださいってー‼︎

 

 

 助けてください 神さまー‼︎

 

 

 って…神さまがオレじゃどうしようもないんですけどー‼︎

 

 

 とりあえず神さまになったからには、精一杯頑張ります‼︎

 

 

 

 …

 

 

 とりあえず思い出したことがある。

 

 

 昔、ばあちゃんが言っていた。

 

 

 良いことをすると神さまが必ずみているから大丈夫よって。

 

 

 まぁ、悪いこともお見通しってことも言われた。

 

 

 でさ、さっきからとなりの白い石みたいなまんまるのやつは、なんでしょう?

 

 って思っていたら、参拝者が現れました。

 

 

 するとさっきの石がひかったんよ。

 

 

 そして、いきなり喋り出した。

 

 

 良いことニ、悪いこと一ってね。

 

 そしたらいきなり、コトダマとでも言いましょうか?

 

 その言葉がけむりみたいになって参拝者にまとったんよね。

 

 

 どんなシステムなんよ⁉︎

 

 

 ハイテクすぎる‼︎

 

 

 オレ…なんも役に立ってないっぽい。

 

 けむりが参拝者にまとわりついて、そのままいってしまった。

 

 …

 

 オレがどうこうよりも、石の力のみやんけ…

 

 

 オレは、ただの見張り人…。

 

 オレはいきなり神さまになった。

 

 あ、まてよ…

 

 いまさらだけどさ、神さまみたいな人って前世でいたんだよなぁ。

 

 この人、神かよ‼︎みたいな人さ。

 

 それって、ガチで神さまだったんじゃね⁉︎

 

 てか、神さまがじゃね⁉︎とかの口調って、ありなん?

 

 オレが神さまとか…実感ねー。

 

 

 前世が神さまでした。ってさ、誰が信じるん?

 

 …

 

 てか、神さまにも色々いるんだろうなぁ。

 

 え、オレって…神さま見習い?なの⁇

 

 これから、ステップアップできるの?

 

 …

 

 神さまなのに、自分のこれからすらわからないなんて…。

 

 

 

 

 オーマイゴット‼︎

 

 

 

 

 そんなこんなで、新たなスタートです。

 

 

 

 

 おしまい⭐︎

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