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タローたちの自由研究  作者: 照らし人
物語の始まり
4/11

いざ!地球へ。

前回までのあらすじ

居酒屋ヤマドーにて、タローとマサルは食事をしていた。お会計はマサル持ちで...。

一緒に見合わせていたパンダ星人の(パンダール)とうさぎ星人の(うさぴよ)の会話を

盗み聞きする二人。その内容は、アトワール探索隊についてだった。

内容は、近々アトワールの上層、中層、下層、最下層という全ての階層者たちで地球を探索する

というものだった。

しかも、中層では新参ものだが実力のあるファイブ、下層の情報を掌握しているハックスレーベ、

最下層の荒くれ集団ゴーストという早々たるメンバーで人期は目立つ上層の始まり人の血を引く者だ。

まるで、戦争でも起こすかのようなメンツである。

タローたちの自由研究と内容が被ると思ったマサルは行くことをやめようと考えたが、

タローは冒険には危険が付きものといい良いように乗せられたマサル。

地球に行くことは変わらず、明日の事について考えるのをやめお勘定を済ませたのだった。

      ティリリリィ...、ティリリリィ...(目覚まし時計が鳴る音)

(タロー)ふぁあ~、もうこんな時間だなぁ~。

挿絵(By みてみん)

(タロー)さてと、待たせた仲間の元へ行くか。

(???)にゃあ~ん...、ゴロゴロ...。

(タロー)どうした?にゃん月?

(???)にゃん!にゃん!

(タロー)えぇ?お前もついて行くのか?優しいな~さすが相棒ー。よし、よし。

じゃあ、付いてこい!にゃん月。

(にゃん月)にゃあ~ん!

(タロー)にゃん月は僕の飼い猫だ、僕がまだ5歳の時に最下層に迷い込んで泣いていると

にゃん、にゃん。と鳴いて慰めてくれた猫様だ、その後、付いてこいと言わんばかりに

しっぽを振り振りし後をつけると中層の入口まで案内してくれた。

僕は、感謝をし自宅へ帰ろうとすると後をついてくるものでこうなったら一緒に住むか!って

なり今に至るわけ。黒猫で、人でいう眉間に鍵の穴の様なマークが付いている。変わった猫様だ。

(にゃん月)にゃん、にゃん。にゃあ~ん!

(タロー)今日は、特にご機嫌な様で一段と可愛い~。

ヤバい、支度をしていたらもの昼近くになっていた。まあ、起きる時間も遅かったしな。

こうなったら、ホウキ(アトワールでは主流の飛行乗り物)で行くぞ!にゃん月!僕の肩に

乗って!

(にゃん月)にゃん!

(タロー)よし、じゃあ行くよ~。窓を開けて!いざぁ!飛べ!

      フワッ!(ホウキで浮遊する)

(タロー)加速!

すると、ホウキは前へと進み次第に加速した。ものの数秒で時速120キロになった。

(タロー)よし、後はこの功績を燃料タンクの中に入れると...。

ホウキは、ドンドン加速し最高時速はマッハを超えた。人が越えられない速さになっても

大丈夫だタローたちの身体は、古代人と違って頑丈にできていて例え300メートル程の

高さから落ちても無傷で済むのだ。

(タロー)よし...。

      2分後

(マサル)あ~、みんなタローが遂にたどり着いたぞ。

(ワトソン)やっぱり、遅れてきたわね。

(フェイ)お~い、タロー?あれは、制御できてないみたいだべ。

(マサル)たしかあいつホウキの授業は、サボり気味だったからなぁ~。

(フェイ)これ、こっちにぶつかってくるべ。オラは、逃げるべ。サーッ。

(ワトソン)物理衝撃は無効を周りに貼りましたので、マサルくんこちらへ。

(マサル)お、おう。

(ワトソン)ぎゅっ...!

(マサル)お、怖いのか?ワトソンにも怖いことあるんだな~。

(ワトソン)そうなんです。

(タロー)うわあああぁぁぁー!!!止まらねぇ!あっそうだ、強制停止ボタンをぽちってな。

      バァン!(エンジン部分から爆発音と共に火の手が)

(タロー)ぎゃあああー!!!これは、もうだめみたいですね。ニコッ!

(にゃん月)にゃん、にゃん。(うなずき)

      バッシャァァァーンッ!!!(周りのすべてが粉々になる)

(タロー)ゲホ、ゲホ。生きてるー!

(にゃん月)にゃあぁん!

(タロー)そんなに怒るなよ~、にゃん月~。痛い、痛い。引っ掻くなよー!ハハハッ!

(ワトソン)タローくん?大丈夫?ケガはないかしら。

(マサル)ワトソン、フェイ。このバカのせいでケガはないか?

(フェイ)衝撃波を抑えるポットを起動していたから、オラは無事だべ。

(マサル)俺は、ワトソンのお陰で助かった。ありがとうな。

(ワトソン)いえいえ、当たり前の事よ~。フフフッ...。

(タロー)みんなごめん、加速しすぎた...。

(マサル)タローも無事でよかったよ、さてやっとみんな集合できたから俺の保有する

中型宇宙船ブラックバードで地球からの謎の信号を辿るぞぉ!

(タロー、ワトソン、フェイ)お~!

(にゃん月)にゃあ~ん!

タローたちは、マサルのブラックバードに乗り込んだ。

(タロー)まあ、ゆっくり行きたいから信号の発信地点から少し離れた所に着陸しようぜ!

(マサル)じゃあ、到着は二時間後に設定してAIの自動操縦に切り替える。

(AI)畏まりました、マスター。自動操縦に切り替えます、ピピピッ!自動操縦に

切り替わりました。よい、旅を。

(タロー)暇だな~、カードゲーム(デススパイラル)をしようぜ、四人対戦のルールで行こう!

裏切り、略奪はアリだが無抵抗な捕虜の殺害は禁止な。

このために最強デッキを組んできたんだ!

(マサル)いいぜ!タロー、ギタギタのメタメタにしてやる!

(ワトソン)古代地球で流行ったアニメのセリフですね!

(フェイ)たしかジャイアリズムを生んで、一時期は地球は暴力が蔓延ったとか文献に書かれていたべ。

(タロー)フェイって、本を読むんだな。博学~!

(マサル)俺も、読むぞ。学術論文だがな。ワトソンは?

(ワトソン)ファンタジーを取り扱った小説を、嗜みます。

(タロー)みんな、読むんだな~本。僕は読んだことがないや!面白くないし。

(マサル)だから、文章レベルが小学生低学年で止まっているのか。

(タロー)いや、そんなはずは...(自覚ナシ)

(マサル)まあ、この話は置いといてデススパイラルを始めるぞ!

(一同)いざ、異界から現れし、王の僕たち~サモン!


さて、さて。やっと宇宙空間から出たタローたち。

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