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芽吹く命
ありふれた人生を過ごすだけが・・・
新たな命の誕生に迷い、葛藤しながらも決意する。
未来へと・・・
その後、これといったことも無く、もう大学4年の春だった。
卒業後の事も、考えないといけない時期に来ていた。
※ ※ ※ ※
就職活動で、関西へ行った時の夜、
電話が鳴った。
彼女から、深刻そうな、こんな時に、と詰まる言葉を聞こえた。
「大丈夫だから、どうかしたの?何を聞いても平気だから」と彼女の返事を待つ。
そうすると、彼女の中に小さい命が芽吹いたとの内容だった!
わたしは、彼女とこの小さな命を守って行けるのだろうか?
決断を彼女に任せる事にした。
友人たちからは、「自分からハッキリ言わないと駄目だ。」
「心細く想っているのは、彼女じゃないのか!」と言われる始末、自分でも分かっていたが、わたしからは、「どちらにするか、判断は任せるよ。ただ、産んでくれるなら、自分が必ず、一生守ってみせるから」と・・・
将来は一緒になろうと話し合った仲だ、守ってみせようと心に誓い、彼女との未来を胸に誓った。
取り敢えず、書いてみよ~(´ε` )