表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/8

魔法なんて大っ嫌いだ

今話の主人公

エレナ・リザベスター

魔法が主要の世界で魔法が使えないため、親から捨てられて身体を売りながら生計を立てている18歳の少女。

金髪をセミロングでカットしており、蒼い目は死んでいる。身長は高い方だが、栄養が取れなかった為か体型がいいとは言えない。


シェル

10歳のロリ。透き通った金髪のポニーテールが特徴。とある貴族の娘で、年上の女性を屈服させる性癖を持っている。

「鬼畜令嬢」とは彼女のこと。

しかし、エレナに持つ感情は普段の彼女なら抱かないもので…?


10セリア

日本円で1000円


「ライト…ライト…!ライト…!ライト……!!!」


魔法が、使えない。それは、この世界においては大きな欠点だった。

親は、私が生活魔法の基礎のライトですら使えないことに呆れ、育てる事を放棄した。


「っ、ライ……ト…!」

なんで、私なの?5万に一人、居るか居ないかの欠陥は、私じゃなくてもいいじゃないか。


魔法が使えない私には、この世界は生きるのに厳しすぎた。

結局、今日も生きる為に身体を売るのか。しょうがないじゃないか、私にお金を稼ぐ方法なんてそれくらいしか無いのだから。


身体を売るために、歓楽街で身売りをする。生きる為に、自分を売るその行為は、周りから見れば酷く滑稽で、実際歩いてる人達に笑われ、蔑まれる。


「幾ら?」


「えっ?」

いつもなら聞きなれた言葉に、疑問を返したのは、問われた声があまりにも幼かった為だろうか。

声の方を見れば、金髪をポニーテールに結んだ10歳くらいの女の子が居る。


「えっと…」


「だから、幾らですか?」


「10セリア…」


「では、行きましょう」


私よりも幾分か小さい女の子に連れられて、気づけばそういうホテルに着いていた。


「あの…、ほんとにやるの…?」


「それ以外に何が?」


「いや…」

正直、信じたくは無かった。こんな小さな女の子ですら、私を屈服させることが出来ることに。


「では、やりましょう」

女の子は、私の腕と足を魔力で拘束した。



…嗚呼、くそっ、やっぱり魔法なんて大っ嫌いだ。

基本的に1話完結ですが、読みたい話の続きを感想欄に書いてくれれば続き書きます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ