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男子高生の妄想。  作者: 相江岬
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宿題。


春休み、夏休み、冬休みの宿題というものはいつも厄介な奴だ。

大人からすれば「宿題ごときで何を言ってるんだ。」と思うかもしれない。


しかし、今一度自分の子供の頃を思い出してほしい。

昔も今も宿題は子供にとって避けられない天敵だったはずだ。

休みの終わりが近づくにつれ、頭の中では

「宿題をしなければならない。」「宿題をしなければならない。」「宿題をしなければならない。」…と、永遠に連呼される。

それに伴い、勉強の意欲はどんどんと低下していってしまう。


そして、毎回最終日には「あと1日あればなぁ…」と思っていたに違いない!


もしあと1日あれば、 とりあえずいつもギリギリ終わらない宿題を午前中に片付けるだろう。

その次に、休みの最後の午後をどう過ごすかと悩む。

かといってワザワザ何かしようとも思わず、ボーっとしてたら「もうこんな時間か。」と時の流れの早さに驚くのだろう。


この様なことを考えると、改めて自分の時間の無駄使いを痛感させられる。

それと同時に自分の時間というものがドンドン擦り減っていく感覚に襲われる。


今もこうして宿題という現実から逃げながら、ただ時間だけが過ぎていく。


結局、帳尻を合わせられず、その上寝不足という最悪のコンディションで新学期が始まるのだ。


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