表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
次に来る者  作者: リュウ
25/34

作戦開始

 船長から艦橋に主要なメンバーに集合命令が出されていた。

 ケン、レナ、ルークは、艦橋の扉を開けた。既に、何名か集合していた。

 中央のテーブルには、バラバラになったリッキーの部品が並べられたいる。集合した者は、リッキーの部品を観察し、何やら話している。最後に船長が艦橋に入った。

「揃ったな!」船長が大きな声で言い、集合メンバーを見渡した。船長は、注目されていることを確認し、話を続けた。

「このアンドロイドは、ケン達と格闘しこのようになった。幸いなことに、乗組員には大きな怪我はなかった」メンバーがケン達の方を見つめる。船長を話を続ける。

「このアンドロイドから通信信号が発信された。・・・。パイオニア号のモノらしい」メンバーから驚きの声が漏れる。

「昨日、未明、パイオニア号が、こちらにコースを変えた。気付かれたようだ」船長は、一同を見つめた。

「これから、厳戒態勢に入る!こちらから仕掛ける、各自、気を引き締めるように!」一瞬、ざわつきメンバーの表情が変わった。

「大まかに作戦を確認する。先ず、この船の防御だ」と船長。

「昨日から、スペース・ジャンクを船から切り離し、船の周りに再配列中。あと六時間で終了です」と、オペレータからの報告。

「パイオニア号の通信システムを封じる。レナ、通信電波捕獲網は?」

「今夜、パイオニア号に向けて、発射します。500個程ですが、これで、パイオニア号を包むことができます」と、レナ。

「ステレス性能も高いし、これで、AIが逃亡することも出来ないさ」とケンが付け加える。

「次は攻撃。アルゴⅡは、どうなっている?」

「準備は、出来ている」と、マザーとルーク。

 スクリーンに宇宙艇が表示された。

「『アルゴⅡ』です。アバターロボ5体を搭載しています」一同から、驚きの声が上がる。

「パイオニア号に潜入してからは、連絡が取れないぞ。手順を確認するように」

 船長は、一同を見渡した。

「各自、戦いに備えてくれ!」一同は、それぞれの役割を果たすため、艦橋を出て行った。

 ルークがアルゴⅡの格納庫に向かっていたとき、通信が入った。マザーからだった。二人きりで話したいとのことだった。













評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ