閑話
これで書き貯めは無くなりましたので、以後は週1更新となります。
読んでくださっている皆さん、すみません。
「桜、調子はどうだ?」
「……べつに」
「何かあったのか?」
「べつに」
「……そうか。それで、来月からは小学生だな」
「……どうでもいい」
「……大丈夫か?」
「…………」
「まあ、大丈夫、じゃないのは分かるけ」
「分かるわけない!」
「……桜?」
「おとーさんは元気じゃない! なのに、何が分かるの!?」
「……そ」
「どこもイタイの! 苦しいの! ごはんがおいしくないの! 何も楽しくないの! それの何が分かるの!?」
「……済まない」
「もう! もう! いやだよ! 生きたくないよ……」
「……済まない」
「わるくないのにあやまらないでよ!」
「それでも、済まない」
「…………」
「……そういえば、この間渡したゲームはどうだった?」
「げーむ? あのケンドー? とかいうのするやつ?」
「そうそう」
「……あれやってるあいだはイタくないからいい」
「それは良かった。他には?」
「ケンドーはたのしくないし、何かヘンなかんじがする」
「変な感じ?」
「うん、何か、さくらのからだなのにさくらのじゃないかんじがするの」
「そうか。……もし、その変な感じが無くなったら、楽しくなるか?」
「……マシにはなるかも」
「そうか。……よし! ならお父さんがもっと面白いゲームを作ってあげよう」
「ほんと!?」
「ああ、もっと生きていたくなるほど、面白いやつを作ろう」
「だったらこれみたいなのがいい!」
「えっと何々、『シルマリ〇の物語』? それと『〇ルニア国物語』。……なかなか渋いのを読んでるな」
「でも、おもしろいよ?」
「確かに、面白い。よし! じゃあ、こんな感じのやつを作ろう!」
「じゃあ、さくらはそれまでまってる!」
「じゃあ、約束だ」
「うん! ヤクソクだよ!」
「「ゆーびきーりげんまんうっそついたらはーりせんぼんのーます。ゆーび切った」」




