ゲーム
一瞬にして相手を蹴散らした海田一行(壱と遊星)は呆然とするフロイトを尻目に歩き出す。
「さあ、行こうか」
主人公然とした態度で歩き始める海田に美少女Aが「カッコつけちゃって」的な発言をする。
名前、何だったっけ? 壱は考えつつ、歩きだしたフロイトの後ろに着く。
「流石は七大魔術師を打ち破っただけのことはありますね。あの海田と同等とは……」
「へ?」
フロイトは凄まじく真剣な様子で言い放ち、頷く。
「その情報は?」
「……大和製鉄と言えばわかりますか?」
「ああ、なるほど。俺に対しての復讐か? それとも……」
「他に目的があるのでしょう。ま、聞きもしませんでしたが」
「フロイトが目指してるのは、海田への復讐?」
「ええ、そうです」
「なるほど。俺への復讐か。なら、アイツは関係なかったんじゃねえか? 俺なら、いつだってテメエらの挑戦くらい受けてやる」
いつの間に現れた海田がフロイトへと怒り心頭に言い放つ。
「その程度じゃ復讐にならないだろ? テメエのせいで組織が瓦解したんだからな……」
「テメエらが先に手ェ出したんだろうが」
そこでフロイトが立ち止まった。
「ま、私はただの案内人ですからね。さあ、死への扉を潜ってもらいましょうか?」
目の前には木製の扉が存在している。
中には何かがあるのだろう。
「えーと。全員で通るのか?」
「全員で」
壱の質問にフロイトが答える。
海田を先頭に扉を全員がくぐり抜け――。
「さあ、ゲームの始まりだ!!」
突然光るライトアップ。
部屋の全てがライトで照らされる。
「何だぁ!?」
ようやく目が慣れた頃現れたのは……凄い大きなプレートと目の前にうずたかく積まれたカードの束だった。
「さあ、君たちには今から命を賭けたカードゲームをしてもらいましょうか!? この、私とね!」
黒衣装に黒マントに男がそう叫んだ。
「お、おう……?」
多分、次回は遊○王




