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第一話 それは死を運ぶ棺

かなり短いです。この後もこのくらいの長さにするかもしれませんし、長くするかもしれません。


 私の目的は唯一つ。あのクソみたいな集落から少しでも離れ、人々が特殊能力を使うとされているあの街に行くこと。そのためなら、私はなんだってする。


 そう決意したのはいいものの、その街があるとされている北へ向かうも、森、森、森。うんざりするくらい湿度が高く、足場も悪い。居るだけで気分が悪くなる。


 そんな愚痴を考えていると、いつの間にか周囲を狼に囲まれた。数は五。これなら敵ですらない。

 だが油断は良くない。ここはただでさえ普段と違う環境なんだ。念には念を入れ、私があの街を目指すことになった理由でもある()()を使う。


 「『タイム・−1』」


 その言葉に応じて、世界がガクンと遅くなる。−1だと大体0.2秒ほど動きにラグが発生する。それだけでなく、動きも遅くなる。敵の動きのズレによる違和感と動きの遅くなった身体では私に傷をつけることはできない。そして落ち着いた動きで腰のホルスターからリボルバーを取り出し、狼の脳天に一発ずつ打ち込んでいく。


 「『タイム・オーバー』」


 そして、世界が元の動きを取り戻す。

 狼は一匹残らず絶命。今はまだ食料に余裕もある。ここで剥ぎ取らなくてもいいか。めんどくさいし。

 そして私は北へ歩みを進める…

物語に支障は特にないので言いますが、この人の『色』は『灰』です。

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