絵しりとり編(一話のみ)
登場人物 〜紹介〜
都子:長い茶髪で150ないぐらいの身長。基本口数は少ないが、口を開け
ば毒を吐く悪魔。
身内には、基本優しいが外部の人間に対しては徹底的に潰しに来
る。あと、男がそんな好きじゃない
三波:スポーツ系女子で短髪でバスケ部次期主将。基本男女分け隔てなく
優しいものの、都子の事になると「おかん」になる。バブみを感じ
てオギャる…
基本ツッコミ
結衣:おっとり系お姉さんキャラ。これが本当のバブみぃ…分かったか!リ
アルおかんとは違うんだ!
関係ないがこいつはショタコン。三波の弟を常に狙ってる。
アリス:ガチガチのヨーロッパ系の帰国子女。父の転勤で日本に来た。日―
本に対して前時代(江戸時代)的な偏見を持っている。忍者はい
ると思っているし、京都には侍がいると思っている
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夕日の映る放課後の教室。
一番窓際の後ろの席(都子の席)
教室は3人を残し、あとは居ない
都子「という事で、お絵かき伝言ゲームする事になりました……」
三波「どういう事!?!?」
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アリス「どういうゲームなのですわ?」
都子「うーんと……簡単に言えば、絵しりとりみたいな、絵を描いてしりとりするゲーム」
三波「それどっちも一緒よね!?てか、このゲームにルールもクソなくない!?!?」
結衣「あら、女の子が“クソ”なんて言っちゃいけないわよ〜ウ○コと言いなさい」
三波「もっときたねぇわ!!!!!!!」
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都子「んじゃ、私……からいこう」
ペンくるくるくる
〜カキカキ〜
三波「これはぁ……(まぁ、猿よね)」
結衣「(猿だわ……)」
アリス「(猿ですわね)」
疑いようのない猿の似顔絵。
都子「どうよ、うまいでしょ?」
ペンを渡す
三波「まんまね。んじゃ次私の番ね!!」
〜ペンくるくr……ぽとっ。拾い ぺんくるくr……〜
結衣「(なにこれ?三波は人描いて?それを円で囲んで……って手足が四本ずつになった……!おっ?人のサイズの四角を書き足して)」
結衣「って、これルネサンスやないっっかーい!」
三波「おぉ、よく分かったね!!そっちの二人はわかって無さそうだけど……」
なんでツッコミがボケに回ろうとしてるんだこの女。
都子&アリス「????」
本当に何書いてるかわかってない二人
都子は……単純に教科書をよく読まないからそんなのあった気がする程度の
認識
アリスは……別に家は無宗教であるためそれを知る機会まではなかった。
勉強はできるが、教養はないタイプ
結衣「ス、ス、スねぇ……」
結衣「(スルメ…スカーフ…スパイ……どれも描くの難しそうねぇ。ん〜そうだ!)」
〜まず、ほの長いもこもこに太陽を描き
〜斜線で埋めていく
〜そしてあらかじめ開けていたとこに火を書いて丸!!
都子「ナニコレ?……」
三波「人に雲、太陽…?旅行系?」
アリス「楽しそうに手繋いでいますね!棒人間ですけど」
三波「分かんない!!答え!」
結衣「スカイでーす」
都子「……あぁ、そういうこと」
アリス「なんといいますか……ただ単純に」
三波「これは、そうね。結衣さん絵心以前に…」
三波&アリス&都子「分かりづらい」
結衣「そう?」
でもこの残念系がたまらなく好きですよ。結衣さん
アリス「そうですねぇ、イですか……やっぱ」
鼻と唇の間に鉛筆を挟めながら。
*これができる人はキスがうまいらしい
〜カキコッ、カキコッ〜
都子「いっぱい人がいて、なんか戦ってる……これ色分けてるのって?」
左には銃のようなものを持った赤い旗のついた棒人間。右には空白の旗と剣を持った棒人間。
アリス「昔の紅白を再現して書いてみました!!」
結衣「私、わーかった!自身ありー!」
三波「私もね、おそらくだけど!多分あれよね」
都子「多分……「いくさ」……?」
アリス「正解です!」
えっ?お二人さん?コレしりとりで正解するゲームじゃ…あっ楽しいそうなら何よりですよね!!!!
三波「まぁ、アリスらしいよね」
結衣「そういうの好きそうだもんねぇ」
都子「また、「さ」かぁ……」
ペンくるくるくるくるくるくるくるくるくる
※この後、もう一周して都子の「サタン」で終わった
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都子が描いたサタンとか作者考えていません。まぁ、彼女が書くんですから恐ろしい絵ではありますよね。
ハハッ!!
追記:元の酒仙寺において携帯変更の際にデータが消えたためこちらの方に移動しました。決して無断転載等ではないためご容赦ください