使える魔法はまだ一つ
今回凄く短いのは時間が無かったからなんです。許して下さい。
ギルドの戸を開けた俺の額を木で作られたジョッキが強襲した。
「はぁぁあ!?」
コーンと辺りに響いた間抜けな音にギルドの中のにいた人達の視線が集まった。
「くっそ、いきなりなんなんだよ」
「あー、大丈夫か?あんた」
「大丈夫だ、少し腫れるかもしれんが」
「そうか、悪かったな。ちょっと酔っぱらいが暴れててな」
「気にすんな。それで、そいつは落ち着いたのか?」
「ああ、しばらくは目を覚まさないだろうな」
「それは良かった。受付はどこだ?」
「お前の横にあるカウンターがそうだよ」
「誰が受付をやってるんだ?」
「ん?ああ、おい、もう終わったから出てきていいぞ」
男がそう呼び掛けるとカウンターの下から恐る恐ると受付嬢らしき人が顔をだした。
「もう物が飛んできたりしませんか?」
「大丈夫だ、あいつは寝てる」
「またやったんですか?」
「後頭部を軽く叩いただけだから気にすんな」
「もう何も言いません」
「えーっともういいか?」
「ああ、もういいぞ」
「あ、お客様ですか?」
「ああ、冒険者登録をしたいんだが」
「わかりました。でしたらこちらの紙に必要事項を記入してください」
「名前は偽名でもいいのか?」
「ほとんどの方が偽名を使っているので問題ありません」
「そうか、なら俺も偽名にさせてもらうぞ」
「偽名にする場合はこちらの紙の魔法陣に血を塗ってください」
「わかった。クロア、お前はどうするんだ?」
「私も一応登録しておくわ」
「でしたらこちらへ記入をしてください」
「これで代用できない?」
そう言いクロアが取り出したのは俺が使ったのと同じでクロアの事が書かれた紙だった。
「これは・・・・ええ問題ありません」
「そう、なら私はその紙のままでいいわ」
「わかりました」
「よしっ、書けた」
「お名前はバイレンで登録ですね」
「ああ」
「確かに登録いたしました」
「じゃあ、俺達はこれで」
俺がギルドから出ると入れ違いに入って行った人が魔物が攻めてきたとか言ってた気がするが俺は資料館へ向かう事にした。
「なあ、資料館ってどこだ?」
「え!?資料館?いや?そんな事より魔物が来たって」
「魔法使えない俺が行っても戦力にならないからな」
「居ないよりはましじゃない!」
「俺は力もないのに戦場に立って早死にするような真似はしたくないんだよ」
「そんな事言ってる場合じゃないでしょ!」
「せめて身体強化ぐらいは使えるようにならないと戦場には立たない」
「いいわ!だったら私が直々に指導してやるわ!」
「それはどれくらいかかる?」
「五分でマスターしなさい!」
「五分あれば楽勝だ、完全記憶を舐めんな」
「戦う気になったのね?だったら、今から直接魔力の流れを打ち込むわ!体で覚えなさい!」
「いいぜ、来やがれ!」
「付与 身体強化!」
「!?おおっ!なるほどこんな感じか。よし覚えた、行くぞクロア」
「そうこなくちゃ!」
「え?え?わたくしはどうしたら・・・・・」
「「お前はここで待ってろ(なさい)!」
「わ、わかりましたわ!」
俺とクロアはギルドから出てきた人の流れを追いかけた。
明日から祖父の家に行くので更新は途絶えるかもしれません。