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異世界ファーストコンタクトはゴブリン

本日の課外授業中にふっと頭に沸いてでたので書いてしまいました。

完全に見切り発車なのでストーリーが迷走するかも・・・。


その日、俺は何時ものように学校の図書室で放課後を読書で潰していた。理由は簡単で皆が友達と一緒に帰っている中一人で帰る気が起こらないからである。

そんなこんなでもう既に図書室にある本をほとんど読破してしまったため、最近は六法全書(なぜ学校の図書室にあるのか謎である)や広辞苑位しか読む物が無くなり先日遂に六法全書を読み終わってしまい広辞苑を読み始めたのである。

そんな俺こと白崎颯人しらさきはやとは当然のように図書室の主と呼ばれている。

たが、そんな俺の日常はあっさりと崩れ去った。

突然足元に現れた魔法陣によって。




ーーーーーーーーーーー異世界sideーーーーーーーーーーーー




とある教会の広間にて。


「よいか、これから異世界より勇者召喚を行う。聖杯に蓄えた魔力を使う今日から三日三晩召喚の呪文を絶さず詠唱し続けよ。一瞬たりとも途切れさせてはならん。もし途切れた場合は人類が滅ぶだろう」


神父がそう言うと、周りにいた神官達が一斉に召喚の呪文を唱え始める。すると祭壇に描かれた魔法陣が淡く輝きだす。それを確認した神父は祭壇を後にする。


「後は成功を祈るのみか・・・・」




とある森の中にて。


「陣形を崩すな!馬車を守りきるんだ!」


「しかし、このままではじり貧です!」


「ええい、せめて馬車だけでも通さねば」


「くそぉ!何でこの森にこんなに沢山魔物が居るんだ!」


「道はまだ開けんのか!」


「数が多すぎて無理です!」


少女は馬車の窓からそんな光景を見ていた。


「このままじゃお仕舞いですわ!どうにかなりませんの!?」


そう言いながら隣で作業をしている少女の肩をガクガクと揺さぶる。


「煩いわね!気が散るから黙ってなさい!」


「おい!魔術師!まだできんのか!」


「もう少しで完成するわ!」


「早くしろ!もう持たないぞ!」


「できたわ!でもさっきも言ったけど成功する保証は無いわ!」


「かまわん!ダメで元々だ!」


「死んでも恨まないでよ!」


「もちろんだ!」


「お願い、成功して!」


少女は魔法陣を書き上げた紙を馬車から放り投げる。そして、召喚術・・・の呪文を詠唱する。魔法陣が発光を始めだんだんと光が強くなり、一際強く輝き、光が収まった時、一人の少年が召喚された。





ーーーーーーーーーーーー主人公sideーーーーーーーーーーーー




俺の突然足元に現れた魔法陣が輝きを強めていく。


「なんなんだこれは!」


これが魔法陣だという事は理解できた。当然この世界に魔法なんて無い。つまりこれが意味することはただ一つ、異世界召喚である。しかし、理解はできたが脳が認める事を拒んでいる。そんな事がある訳ないと。俺の脳が認めきる前に俺の視界を魔法陣の光が白く塗り潰した。

一瞬の浮遊感の後に光が収まる。そして異世界にきて一番最初に俺の視界に入った生物は・・・・・・ゴブリンだった・・・・・・。


「うわああぁぁぁあ!」


反射的に手に持っていた広辞苑の角でゴブリンの頭を殴りつけるとゴシャアと広辞苑からするはずの無い音がした。

今回はゴブリン殴って終わりです。次回戦闘回~。

近日中に上げれる様に頑張ります。

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