1、設定
アクセスを増やす方法をいくつも考え、試したこともあります。
しかし、どんなに増えても二ケタまでで、すぐに元の0に戻ってしまいました。
自分の作品で恐縮ですが、ルーラァを投稿するとすぐに評価をいただきました。
しかも、ブレイク時のアクセスは一万を超えました。 それも一時間当たりの数字です。
今は、貴重な時間を割いてアクセスを増やそうとするより、一行でも見直した方がお得だと思っています。
1、そのまえに
エッセイの中に小説の書き方を紹介したものが多くあり、一通り読むだけでもかなり違います。
特に、『0から始める小説の書き方徹底講座!』作者、N.M.ぺんくらぶ様
これは必読と思っています。
2、方針その一
小説家になろうの特徴として、ゲームが多い事はご存じのとおりです。
ログアウト不能はもとより、乙ゲーを含めてゲームに似た世界、SFですら未来のゲームです。
そこで、
これらを『読んで楽しむゲーム』と考えたらどうでしょう?
今のゲームで無双する為にはかなりやり込む必要がありますし、課金も必要でしょう。
しかし、ここなら読むだけでゲームが楽しめますし、無双も出来る。
『新しいゲームの世界がここにある』という考え方です。
あえて書きませんが、そう考えると思い当たる事が多いと思いませんか?
さて、書き手として考えてみましょう。
これを前提として考えると、小説を書こうと身構えるより、面白いゲームや攻略法を書こうと考えた方が書き易くなります。
そこでお聞きしたいのですが、やり込んだと言えるほどのゲームはありませんか?
もしあるなら、その世界の隅から隅までご存知のはずですよね。
しかも、その設定はプロが作り、商品化までされた物です。
無論、そのまま使うと二次創作に引っかかりますが、モデルとして使うなら問題ありません。
手本として横に置き、自分なりの世界を作ればいいのです。
ゲームでも異世界でも好きに作れます。
サブキャラも、イベントもシカリです。
ゲームの種類もたくさんありますよね。
た○ごっち、ポ○モン、ド○クエ、F○ファンタジー、モ○ハン、三○無双、グ○ンツーリスモ、ダ○スタ、パ○ドラ。
新規開拓の余地は大いにあると思います。
一番得意な事、たとえそれがゲームであったとしても、小説に生かさない手はないと思いますが、いかがでしょうか?
3、方針その二
ゲームが苦手、もしくは、他の人と同じ様な作品になってしまって、自分の実力では太刀打ちできない。
これは私です。(笑)
文書力や構成力で勝負したのでは負けます。
そこで、ゲームを離れてオリジナルで勝負です。
ハードルは高いのですが、いい事もあります。
それは、『小説家になろうの作品は同じ様な物が多い』
そんな声が多く聞こえるからです。
つまり、今までにない作品であれば、それだけでゼロブレイクは可能というわけです。
これは、主人公を変えただけのルーラァで実証済みです。
漫画やアニメなどでも主人公は独特のキャラを持っていますから、あながち間違ってはいないはずです。
また、主人公が変わるとストーリーも変わってきます。
転生によって三重苦が解消されたヘレンケラーは、何もしないおばさんになった。
仏教徒が一人もいない異世界で、親鸞聖人はキリスト教を広めた。
湯川秀樹、顕微鏡を作る為にダンジョンで無双する。
異世界で奴隷になったリンカーン、解放してくれ~。
教科書は個性的な主人公の集合場所かもしれません。
つまり、個性的な主人公さえ考えれば、オリジナルストーリーを作るのは、そう難しい話ではないと思うのですが、いかかでしょうか?
4、自分の作品の検証
最初に申しあげたいのは、自分で面白いと思うなら、その作品は面白いということです。
評価があろうが無かろうが、だれに何と言われようが面白いのです。
では、なぜ評価が無いのか?
理由はただ一つ、面白さが伝わっていないのです。
会話にたとえてみましょう。
主語が抜けている人、話があちこちに飛ぶ人、熱すぎて引きそうになる人、理屈っぽい人、何が言いたいのか分からない人、自分で話を振っておいて後は知らん顔をする人もいますね。
これを小説に当てはめれば、言うまでもない結果になります。
評価のない作品を読んでみると、ほとんどの作品が読みにくい事に気が付きます。
読むのが嫌になってしまう感じで、これは内容以前の大問題です。
しかし、よく考えてみてください。
読みにくいなら読みやすくすればいいのです。
もう1度言いますが、作品は面白いのです。
後は、その面白さが伝わる様にすればいい。
読みやすいように修正すればいいだけです。
とはいえ、実際問題として、どこをどう修正すればいいのかが問題です。
しかし、心配はいりません。
じつは、その答えはあなた自身がお持ちなのです。
気が付いていないだけなので、次の方法をお試し下さい。
まず、評価のない作品をいくつか読みます。
その際、作者にアドバイスをするつもりで読みます。
何処をどうするともっと面白いとか、読みやすくなるとかを考え、メモにしておきます。
(実際にアドバイスをしてはいけませんよ。 とても失礼な事ですから)
次に自分の作品です。
自分自身にアドバイスをするつもりで読めばOKです。
この時、メモに書いた事も生きてきます。
なぜこんな事をするかと言いますと、読者の視点で読むためなのです
うまくいかない時は読者になりきれていないという事なので、時間をおいて再びチャレンジです。
あなたの作品は、あなた自身が一番良く知っています。
だからこそ、最高の解決策もあなたが持っている筈なのです。
5、結論
面白さが伝わるように、読みやすく修正する。
それだけでゼロブレイクは可能となる。
これを結論としたいと思いますが、いかがでしょうか?
6、おまけ
これでお話は終わりですが、このままでは、言いたい事だけを言ってお終いという感じがします。
そこで、今私が何を考えて書いているのかを次話で書いておきます。
新作の第1話なのでちょうどいいでしょう。
私だって、ランキングにも入らない書き手です。
皆さんと同じで、評価が欲しいという欲張りさんなのです。
どのくらい欲張りなのか、とくとご覧あれ。(笑)