貴族、ユラン
結構遅れてしまいすいません。言い訳はあとがきに書かせてください!
それでは物語を始めましょう・・・
聖夜「ちょっと質問していい?」
聖夜はここはどこかナルクスに全く聞いておらず、能力もどの程度かも聞いていないので、まず此処はどこなのかをユランから色々情報を仕入れようとした。
ユラン「何?あ、もう少ししたらスカーレットに着くわよー!」
聖夜「ごめん、俺まだここら辺のこと知らなくて教えて欲しいんだけど、良いかな?」
ユラン「別に良いわよ。でも何から分からないのかしら?」
聖夜「そうだな・・・まずは、此処がなんて名前なのかすら分からないって言えば良いかな?」
ユラン「そこからなの・・・?あなたどこから来たの?」
聖夜「日本って場所から来たんだけど・・・(分かる訳無いか)」
聖夜はそう言った後に此処が異世界なんだったと思いだし言った事を少し後悔した。
ユラン「ニホン・・・知らない場所ね。ここからどうやって行けばそこに行けるの?」
聖夜「いや・・・ごめん。遠い所が分かんないと思う。まぁだから此処がどこか教えてくれたりすると助かるんだが。」
ユラン「ふーん。まぁ良いけど。私の領地はアストリアス王国が治めてる所で、名前はスカーレットって言うの。」
聖夜「私の領地って言ってたけどユランってどこかの姫とかなの?」
ユラン「あはは!私が姫なわけ無いでしょ。面白いわね、あなた。そういえば、言ってなかったね。スカーレットを治めている貴族だけど堅苦しいのは、嫌だから気にしなくて良いし、助けてくれたし。だから仲良くしてね!」
聖夜「なるほどね・・・色々知らないから教えてくれると嬉しいよ。こちらこそよろしく。」
ユラン「って言うか、その仮面取らないの?なんか辛気臭いわよっ!」
ユランはそう言って聖夜をからかうように言った。
聖夜「別に良いだろ・・・俺は自分の顔が嫌いなんだよ。」
聖夜は少し仮面に触れられて少し自分の過去を思い出しつつそう答えた。
ユラン「あ・・・ごめん。ただ、顔を見たこと無いから、ちょっとからかっただけなの・・・怒んないで・・・」
ユランは街道を歩きながら思いつめたような表情で答えた。
聖夜「あ、謝らなくて良いよ。でも、自分の顔を見て仲良くしてくれる奴なんて1人しかいなかったし・・・・それに少し怖いんだ。ユランが仲良くしてくれなくなくなるとか考えるとね・・・」
聖夜は自分を大切にしてくれた人を思い出し、目の前で死んでいった、たった一人の妹、冥弥を思い出しながらそうつぶやいた。
ユランは少し呆然としたあと、なんでそんな事を言うのか分からないというような顔をしながら聖夜を
見た。
ユラン「どうしてそう思ったのかは、知らないけど・・・私はいなくなったりしないよ。だからもう仮面の事は言わないから、そんなこと思わないでよ・・・」
聖夜「・・・」
聖夜はユランがそう言いながら笑いかけてきたことに驚いた。
そして妹の冥弥に似ているはずもないのに面影が見えた。
そして少し重い空気になり、お互い喋らないで歩いてると、前に大きな屋敷が見えた。
ユラン「着いたわよ!・・・ようこそ、私のお家へ!」
1週間放置してしまい、まずは申し訳ありませんでした。
色々就活をしていて家に帰ってもすぐに寝てしまうという生活でなかなか書けませんでした。
たぶんこれからも遅れてしまいますが、1週間に1回のペースで書くようにしますのでよろしくお願いします!
あと、ちょっと、文章の書き方も変えました。色々分かりにくい事など、誤字、脱字がありましたら、連絡を待っています。
それではまたお会いしましょう・・・