表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Fantasy The world  作者: karasu64
2/7

仮面を被り少年

とりあえず、連続投稿で・・・

冥夜が死んだ・・・


それは悲しい事だ・・・

でも、いまだに信じられずにまだどこかでぼーっとしているしかなかった。


今日出かけたのがいけなかったのか、それともあのまますぐに家に帰れば冥夜は死なずに住んだのでは?とずっと考えていた。


両親はずっと泣いている。そして「やっぱり聖夜と一緒にいさせるのがいけなかったんだ」「なぜ冥夜がしんでしまって聖夜が生きているの・・・」と二人は居間でずっと話している。



やっぱり俺は居ないほうが良いんだ。


2階に戻り、机を見ると14歳の時にもらった仮面が立てかけてあった。

何度見てもやっぱり俺には似合わないと思っていた仮面が今は自分の気持ちを映しているような気がした・・・



もうこの世界には俺はいらないんだ。そして冥夜がいない世界に俺の居場所はもう無い・・・


冥夜は笑ってと言ったが、到底そんな気なんて起きない。


「冥夜、お前がいないとこんなにきついとはね・・・」

そうつぶやいてから、目から涙が無意識に出てきた。

もうここには居たくない。もうこんな世界には居たくない。こんな冥夜がいない所にいるぐらいなら・・・

そう思っていて1秒とも1時間とも思えるぐらいぼーっとしていたら



「そんなにこの世界が嫌か?」

急に目の前に綺麗な姿の女がした。



・・・え?誰だ?それに嫌だって・・・


「居たくないんだろう?それは絶望して嫌だと言っているのと同じ。それなら居なくなればいい。ここじゃない別の場所に行けばいいんだ。」

女はそう言って笑っているような気がした。



突然現れて馬鹿にされてるようで、不快に思い今まで溜まっていた怒りのせいで聖夜は叫んだ。

「それでも!どこへ行けばいいんだ!この場所って言ってるのは!この世界で!冥夜が居なくて!自分の事を見てくれる人なんて!この世界にはいないんだ!」

幼い頃から溜まっていたものを吐き出すようにその女に対して叫んだ。



女はさもおかしそうに

「なぜ、この世界にはお前を見てくれる人がいないと思う?いるかも知れないだろ?それに他人と仲良くしたいならお前も態度などを変えたりすればよかったのだ。なぜ、努力をしなかった?なぜ仲良くしようとしなかった?少なくともそんな努力などをしなかったお前が悪いのだ。」



何も言えなかった。正論を言われるが、否定したかった。

「でも・・・「それに別の世界なら連れて行ってやってもよいぞ?」・・・え?」



聖夜は何を言ってるのか分からなかった。別の世界?どうゆうことだ・・・?

それを答える前に女が自己紹介をしてきた。


「ああ、申し遅れたな。我はこの世界の創造主であり管理するものである。名はナルクス=ディ=ノーヴィス=ネイランだ。長いからナルクスとでも呼べ。」

そういって長ったらしい?自己紹介をしてきた。



は?・・・神様ってことか?何を言ってるんだか分からんが聞きたいこともあったのでどうでも良かった。

「・・・じゃあナルクス。この世界から違う世界に行けるのか?それに誰も俺の事を知らないって事だよな・・・?」

「何を言っておるのだ?当たり前だろう。まぁ良くとしてもこの世界よりは不便だが魔法とか使える世界だぞ?」

と言ってナルクスは笑っていた。


いや、魔法とかどうでも良いんだがな。しかし、良いかもしれない・・・もうこの世界では居場所なんてないし・・・冥夜ももういない。

どこに行ってもどうでもいい。

「なら俺をその世界とやらに連れて行ってくれ。もうどうでもいいんだ・・・こんな所なんて」


ナルクスに言った。


「なら、準備するがよい。後、お主が行く世界は危ない所じゃ。そのため魔力とか色々と無限に使えるようにしてやるし、知識も付けてやる。ワシからの土産だと思いありがたく思うのじゃ。」



なんかさっきから上から目線でうざいがそれより準備をしてしまうか。

と言っても、聖夜は基本買わないので必要なのは着替えと冥夜からもらった仮面ぐらいしか持って行く物はなかった。そして、最初で最後のプレゼントだったので肌身離さずするために初めて付ける。

・・・意外に見やすいな。てっきり全然視界が悪いと思っていたが、これなら普通に付けて過ごせるな。


「準備できたぞ。」

そういってナルクスに向かって言った。


「うむ。なら行くかの・・・ってその仮面似合ってるの。まぁ仮面を付けるなら素顔は見せない方がよいぞ?」

「なぜだ?」

「ん?その方がカッコいいからの!」

・・・ナルクスってなんか、その、アホなんだな・・・

「黙れ」

「怖いよ・・・なんで分かるんだよ。」

「神の力じゃ!ってそんなくだらん事やってないでさっさと行くぞ!」

そういって何事かつぶやいている。


「なら文句言うな・・・」

聖夜は心の中で両親に別れを告げ、妹にいままでありがとう、これから一人でがんばるよ。と言った瞬間、目の前が真っ暗になった。





そして次に目を開けたら大陽の光が差し込んだ森の中だった。

ちょっと無理やりな感じがしますが、異世界に行かせました・・・

ぐだぐだになってしまい申し訳ないですが、色々と指摘してくれると幸いです。


では、次は主人公が頑張ります!


ではでは、良い日になりますように・・・

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ