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Flash back from the another planet 他の星から 上京の物語 そばかすのキス  作者: 是田好


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Flash back from the another planet 他の星から 上京の物語 そばかすのキス

紛失したと思われた原稿を一部発見したので この上京編では番外編のみ 本体はないので 不格好ではありますが 取り敢えず公開します 

番外編 ハチクマとその妻

なんのお話でしたの ん ワシに玄徳の後釜になれとさ まぁ それはおめでとうございます 何がめでたいものか 今すぐにでございますか いや 万が一の事で 念押しをして置きたかったらしい 伏龍も賛成らしい しかし玄徳の後はなぁ やり難い まぁまぁ何ですか どなたがおやりになってもやり難いならば お引き受けなさればようございます そうは言っても お前 ワシらの家族に エラい負担が 何を今更おっしゃいますか これまでも散々ご自由におやりなさっていたではありませんか しかしなぁ 玄徳の一味と思われるのさえ業腹不本意なのに跡継ぎとなると 遠慮したくもなる 何をおっしゃいますか トップにお成り遊ばされるわけですから 思う存分 実力を発揮なさればようございます 堀部様をはじめ皆さま お喜びなさいます そうだろうか 足を引っ張る連中ばかりだぞ まぁ 世の中何事にも賛否両論ございます 気になさいますな お前さんらしくありません あくまでも自分らしくお振る舞い遊ばされれば宜しゅうございます さりながらあのお方にお目にかかるのも久しぶりでございます 何だお前 アイツと会った事があるのか 有りますとも 先程玄関先でも 伏し目がちで聞き取り難い小さなお声では有りましたが アチラ様からお久しぶりでございますとご挨拶なさりましたよ お前様は挨拶そこそこにサッと廊下に案内に立たれた故 聞きそびれてたかも知りませんが さりげなく耳を触る ホラあたしらの息子が大学校を卒業してコチラに舞い戻ってきた時 ご学友の皆様とご一緒に引っ越しの手伝いで来ておられました そうなのか ワシは留守にしておったで知らん それはそれで 何だって玄徳もウチへ来たことが有るとハッキリ言わないんだか ソレはお前様 天下のハチクマがお留守の間 上がり込んだので アチラ様がお前様の面子を慮ってご遠慮なされたんだとおもいますわ 要らん世話だわ ソレにしましても あのお話し 心持ち声をひそめていた ホントの事でございましたの ん どの話だ 昔 本気で貴方様を殺そうとなさった事がおありだったとか あぁ 元々十常侍打倒で玄徳等が起義クーデターを起こした手前 ワシらも元はと言えば 十常侍の流れを汲むモノだから 当然ブラックリストには入っていたろうよ まぁあたしらの息子がご学友なのにですか ソレはソレ コレはコレ という理由で割り切り振りがスゴイのが ゴツいというか bookishブッキッシュなのが 奴さんの特徴のひとつなのでな まぁ奴さんが相手でなくても この業界 政治の世界ではありふれた話しさ しかし進軍の途中で須崎アルカトラズに捕らえられていたワシを救出するハメになって ワシをどう処分するか揉めたらしいが 生前ヤツらのお仲間の鳳雛とやらが リストからワシの名前を外す様に強硬に主張してた様で 伏龍も鳳雛に賛同して事なきを得たが 玄徳といっときは厳しく対立してたそうだから どう転んだか判らんぞ 生前の鳳雛には会った事はなかったが あとで色んな方面からウワサを耳にした なかなか面白い人物だったらしいな 呑兵衛だったそうだから 奴さんとは気があったかも知れん 一度酒席を共にしたかったな 伏龍さま鳳雛さまのお話しはあたくしも耳にしたことがございます しかしあたくしめに合点がいかない事がひとつ有るのですが お前様からお教え頂けますか 何だ 確かあたくしの記憶が定かであれば 大陸での震旦での玄徳様のお仲間は関羽さま張飛さまだとばかり思ってたのですが どうしてコチラではヤマトでは名前が上がらないのでしょうか 何だと 言われてみればそうだな なんか奴さんには まだまだ世間に知られていない 隠れた仲間たちが居るのかも知れないな ソレにしても策が多いヤツだな 気に入らん ソレよりか ワシらの息子がよく言う 玄徳が命の恩人だと言う アレは一体どういう事なのか お前 知らんか さぁ あたくしもご学友の皆さまにお会いするたびにお聞きするのですが 一向に要領を得ませんので 何だ ヤツのご学友なんてロクなヤツが居らんな まぁ あたしらの息子を信用なさらないのですか 昔はともかくとしましても 今は皆さんご立派になられておりますのに あんまりですわ いや何 今のは言葉の文というヤツで 大した意味で言ってるわけではない ほうですか それよか 書の準備を かしこまりました 今時 余程の酔狂でなければ 書を嗜む者はあるまい やまと間にカルルシャンダルスも吹っ飛ばせるのではないかと思われる様な 分厚い座机にハチクマは陣取っていた 墨の匂いのせいもあろうが 思考を整理整頓する時 よく筆を手にしていた 何やら文字を書き連ねたあと しばらく間があいた 突然 居間に 笑声が響いた 何事かと福子よしこが 一瞬顔を見せたが すぐに引っ込んだ ひとしきり笑った後 呟いた 何がソーンダイク兄弟の再来だ 彼奴らは おおやまと一の大詐欺師だ 悪いがお前達の思惑には乗らん ワシはわしの考えがある ワシはわしの好きなように振る舞わせて貰うぞ ソレにしても玄徳にもう少し学があればなあ 卓上の書に目を落とす 大養徳 履大道 孟徳 おおいにとくをやしない たいどうをすすむ  やまとたいどうにもどる

本編は全体を完成させるのはだいぶ先の事になりそうです 二大短編 横田編と中京編が まだ執筆途中というかとっかかったばかりなので すみません

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