処刑、そして2番目の妖霊
また付け足したぁ
華ちゃんを消滅させようとして私を監禁した巫女は打首の刑となった。
「今からお前を監禁、拷問した罪で処刑を行う。」
と、首切り人が言うと、「私はやるべきことをやっただけ。あの女は怪異なの!」
もちろんそれは事実ではなかった。
巫女は殺された。
しかも巫女には親族が一人しかおらず、その子は5歳の男の子で、
巫女に酷い扱いをされていました。
もちろんその男の子は巫女である姉が殺されようとも感情を封印していたので
悲しくもなんともありませんでした。
しかし、長年感情を封印してきたこの子には感情が戻る気配すらなく、
ロボットのように過ごしているそうです。
男の子は結局死んでしまいました。
私が監禁から解放されてから一ヶ月がたった。
急に華ちゃんは他の上級霊に合わせたいと言って学園の裏にある
小さな神社に連れて行った。
そこにいたのは、女性の形をしていて着物を着た九尾の狐だった。
その狐は振り向くと、「何かよう?大木の守護者。」
と言った。「親友をちょっとあなたに会わせたくてね。」
と、華ちゃんが言うと、ちょっと驚いた様子で、「ん?その子は学園の
嫌われ者じゃない、まあ当たり前か、妖霊が見えるし
巫女の素質があるからねぇ・・。」私は驚いた。「ええ⁉︎」私に巫女の素質があるなんて知りもしなかったから。
私が驚いていると、「我の名は里江、妖霊になる気はないか?」
「え?妖霊?」
次回は妖霊でぇす