罰と時間と希望
エピソードタイトルちょっと付け足しちゃいました。
私は華ちゃんの罰を見せられている最中・・・・。
でも私は見ないように目を閉じた。
華ちゃんはお経聞かされているだけ。何にも苦しそうではない。
巫女は私が苦しんでるところが見たいようなので苦しんでいるフリをした。
「そ、そんな・・・。だめだよやめて!消滅しちゃうでしょう?」
それが見事通用して少し笑ってしまった。すると、
「そんなにお友達が苦しんでるところを見たいの?
じゃあ見せてあげる。この神の舞を!」と言うと、神の舞を舞い始めた。
すると、華ちゃんが消滅しそうになっていた。笑ったのを後悔した。
華ちゃんは消滅する寸前で、急に巫女が舞うのをやめた。
そして巫女は刀に霊力をまとわせると、華ちゃんを刺した。
そして華ちゃんは消えてしまった。
その後、私は光の届かない牢獄で過ごした。
10秒が100年に感じる薬を飲まされて10秒が100年に感じる牢獄に入れられたから
効果は2倍。つまり、200年間を過ごすことになってしまった。
もう暇で不安でしょうがなかった。
体感10年過ごしたところで氷のような冷たさの海に入れられて10年の苦痛を。
死なない部屋で串刺し10年。
これは実際に20秒しかたっていない。なのに私には20年に感じる。
「もう死んだ方がいいのかな・・・。
みんなに嫌われてるんだからしょうがないよ・・・・。」
その時、急に牢のドアが空いて出てきたのは華ちゃんだった。
「何その怪我・・・顔色も悪いし・・・熱がある・・・もう大丈夫だよ、
この神社はこの街の人に潰されるから!」と、心配そうに言っていた。
華ちゃんによると、三木死学園の怪異は原型がなくなるまで潰さなければ消滅しないユニークな怪異だそうで、そして学園の2人目の怪異は普通の人も見えるため
その怪異に頼んでこの神社は無実な人を監禁すると
言う話を流して反乱を起こしていると言う。
巫女は罰として巫女としての力を奪われ、何かの儀式の生贄にされているそう。
そして私は華ちゃんから全てを教えてもらった直後に気絶してしまった。
次回は処刑です!