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高校生エレクトローター  作者: やぎそん
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不安

はじめまして、やぎそんです。

小説を書くのは初めてです。

趣味で続けていけたらいいと思っています。最後まで読んでくださいね。


僕は何のために生きているのだろう。

人間は何のために生きるのだろう。

目的が分からないまま生きていくのはどうなのだろうか?

こんな残酷な自分が生きていても、良いのだろうか?


こんな自分が高校に入っても大丈夫なのだろうか?


…暗い


「ヒロトー、朝だよー起きてー?」

1階から姉の声が鳴り響く。

とっくに起きている。昨日の夜から全く寝れなかったからだ。

暗いのはカーテンを閉め切っていたから。朝になっていたのは気づいていた。

「…」

「ごめん!少し起こすの遅かったわ。制服は学校で貰うから、なんか着てきて」

姉は早口で喋りながら、朝の支度を急ぎ足で済ましている。

「…ぅん」

「ほらっ!早く!部屋のタンスになんか入ってるから」

なんで朝からこんなに元気でいられるのだろうか。不思議に思う。


タンスを調べたが、マシなのは灰色のパーカーと使い古したGパンしかなかった。


「それしか無かったの?」

姉は可哀想な目で見る。

仕方がないが、これで学校に行くしかない。

ファッションについてもよく分からないので、気にしなければ大丈夫。


姉は可愛らしい白いカーディガンを着ていて、短めのスカートをはいている。ヒロトはそれに違和感とファッション?の不思議さを感じていた。


「それ食べたら、すぐ行くよ」


姉は自分に気を使って、目玉焼きを焼いてくれた。

…すごい下手くそだ。端っこは焦げて、黄身は切れて黄色い汁が出ている。

普段料理を作っていないことがよくわかる。まあ最近はクッキングシステムがなんでも作れるようになったのだが。まだ料理は手作りが断然おいしい。この目玉焼きも不恰好だけど、おいしい。


「緊張とかする?」

「いや、別に。」

緊張というか、不安やヤバさを感じていた。正直学校なんて行きたくない。

でも姉はすごく嬉しそうだ。姉が推薦して自分を学校に入れてくれた。正しくいうと半強制的だった。

この街に来て、やる事が無かったから学校に入る事にしたのだ。学校に入れば何かやりたい事が見つかると思っていた。


コメント、アドバイスよろしくお願いします。

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