表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ゴブリンの化石を求めて

作者: 蔵樹りん

「教授……」


「うん? どうした?」


「どうしたもこうしたもないですよ。これだけ発掘を続けても出てくるのは人間や動物の化石ばかり。ゴブリンの化石なんて、まったく出ないじゃないですか」


「ようやく発掘許可が下りたんだ。見つかるまでやめる気はないぞ。無駄口を叩く暇があったら作業に戻ってくれ」


「そうはおっしゃいますがね……発掘作業員の気持ちも理解してやってくださいよ」


「たしかに皆の不満も分かる。実のない作業が続いているからな」


「ええ、そうです。さすがの私ももう抑えきれなくなってきましたよ」


「だが、必ずこの場所から出るはずなんだ……ゴブリンの化石が」


「……」


「だから、頼む。なんとか作業員を説得してくれ。この通りだ」


「はあ……そこまで言われたらやらないわけにもいきません……ま、ゴブリンの化石を発見してみたいって気持ちは、皆が持ってますからね……なんとか、頑張ってみますよ」


「すまんな。迷惑をかける」


「でも、本当にあるんですかね? この日本って名前だった国の跡地にゴブリンの化石なんて……」


「あるに決まってるだろう。あれだけゴブリンに言及した書籍や遺物がいっぱい出土したんだぞ? ゴブリンが生息していたに決まってる!」


「まあたしかにその通りですよね。分かりました。教授が満足するまでお付き合いしますよ!」


「うむ。頼むぞ! 発掘出来たら歴史に残る大発見をした者として、ワシらの名前も永久に語り継がれるだろう! その日が楽しみだ!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ