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波乗りおじさんの異世界冒険(こ、これは?電子レンジ!?)  作者: 海岸線の夕日


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22話 下品な女

世界の終わり——そう思った瞬間、王子は笑った。


「あはは、まるでこの世の終わりみたいなすごい顔してるよ。大丈夫、秘密にしてあげる。ただし、これは大きな貸しひとつだ」


ふー


とりあえず、助かった。


「僕の秘密も話そう。僕は、自分とは正反対な女性が好きなんだ。下品な女性が好みなんだ。欲望に忠実で自由な、そう、まるで海賊の女みたいなのが」


は?


そんなの絶対無理だろ、と内心で突っ込みながら聞いていると、彼は本音を漏らした。


「勇者との結婚話が進んでいる。政略的には最高だが……絶対に嫌なんだ。王位継承権を辞退しようかとも考えている」


そして彼は私を見た。


「君には貸しがある。僕の理想のお嫁さんを探してきて。できなかったら、君は僕の専属メイドになってもらう。温かい食事は最高だからね」


無理難題だ。しかし、カップさえ外してもらえれば、専属メイドも悪くないかも、と少しだけ期待した。


***


魔物のボス討伐のため、勇者パーティに合流した。勇者セレナ・ヴァルキリアは、銀髪と紫の瞳を持つ完璧な美女だった。上品で気高く、王子にふさわしい女性に見えた。


「初めまして、調理師のリリアと申します」


セレナは私を見て、一瞬、ニヤリと笑った。その笑みは冷ややかで、何かを看破しているようで背筋が寒くなった。

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