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波乗りおじさんの異世界冒険(こ、これは?電子レンジ!?)  作者: 海岸線の夕日


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18話 天国と地獄

じ、自由だぁぁあぁーーー!


初日のトレーニングを終え、部屋のドアを閉めた途端、アルドはお股カップと胸パッドを脱ぎ捨てた。産まれたばかりの姿で部屋の中を走り回り、自由に動き回るお股さんに興奮した。


あ、これはアレだな。減量が終わったボクサーが初めて飲み物を口にするときの奴だな。普通の水でも、信じられないぐらい美味く感じるらしい。


しばらく、ベットの上で飛び跳ね、束の間のお股の散歩を堪能した後に、ふと冷静になった35歳。


どうしてこうなった?


俺は西海岸の田舎町で、悠々自適にサーフインを楽しんでた35歳独身の波乗りおじさんだった。最弱のスライムの討伐失敗、次に弱い噛みつきタートルとの死闘、俺はどう見ても最弱の部類だ。それが魔物最強のボスである炎喰らいの巨狼を倒す旅に出ようとしていた。


しかし、


何でお股カップと胸パッドをつけなくてはならないのだ?


もうやめて!アルドのお股のライフはゼロよ!!!


俺はシクシク泣いた。


さっきまでは天国に登るような気持ちは、今では地獄に落ちたような気分になっていた。


完全に情緒不安定だ。


〜〜〜


翌日、スケジュールの発表があった。1週間の女装トレーニングの後に、更に1週間のテスト期間が設けられていた。テストの内容は男とバレずに、第一王子であるクリストファー殿下のメイド助手をこなす事だ。


新たな希望に俺の目はギラついていた。


クリストファー殿下とさり気なく、仲良くなる。



お股カップの免除を王様に進言してもらう。



俺のお股のライフは回復する。きっと、この豆腐のようなメンタルも回復する事だろう。もう、今は、お股カップの免除が最重要任務になっていた。


もう家族とか、国王とか、世界を救うとかどうでも良くなっていた。俺のお股の自由を勝ち取る事が何よりも大事なんだ!と心の中で叫んだ。


アルドは完全に頭が混乱していた。

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