第7話:筆頭衛生兵長は修羅場で大忙し! 勇者VS魔女VS吸血鬼、そして俺(誠一郎)
新たな苦痛の要素(吸血鬼の吸血)を追加し、さらなるカオスとブラックユーモアに満ちた第7話の続編を作成します。
第7話:筆頭衛生兵長は修羅場で大忙し! 勇者VS魔女VS吸血鬼、そして俺(誠一郎)
【現在の状況】
* 場所:魔王城・筆頭衛生兵長室(誠一郎の慰安所)
* 職業:魔王軍・筆頭衛生兵長
* 残り寿命:2週間1日(リリス、ゾーラ両名の施術で大幅延命)
* 状況:メンヘラ吸血鬼リリスと炎の魔女ゾーラが、誠一郎の独占権を巡って対立中。
1. 修羅場の回避策:「二人同時施術」
「ねぇ、ゾーラさんがいると、私の心が乱れるの! 誠一郎さん、ゾーラさんを追い出して!」
「黙れリリス! この人間はわらわの火照りを鎮める唯一の存在だ! 貴様こそ、その血色の悪い顔を外に出せ!」
誠一郎の慰安室は、炎の熱気と吸血鬼の冷気がぶつかり合う、まさに修羅場と化していた。
(あかん! ここでどちらかを贔屓したら、もう一方からペナルティで寿命を吸い取られる!)
誠一郎は、土下座の姿勢で手を叩いた。
「ハッ! ゾーラ様! リリス様! お二人の仲違いは、誠一郎のサービス不足でございます!」
「貴様、どういう意味だ?」ゾーラが炎を噴き出す。
「お二人とも! 誠一郎のサービスは**『個別対応』だけでなく、『相乗効果マッサージ』**こそが真骨頂でございます!」
誠一郎は、急いで施術ベッドを二つ並べた。
「今から、**『火と水のリバーシブル・スペシャルケア』を同時進行でさせていただきます! ゾーラ様には熱を冷ますツボを! リリス様には冷え切った心を温めるツボを! お互いのエネルギーが施術室で混ざり合い、最高の『調和』**を生み出すのです!」
「調和……?」ゾーラが戸惑う。
「ハーモニー……♡」リリスが目を輝かせる。
誠一郎は、ゾーラの背中に向かい、もう片方の手でリリスの腕を握った。
「ゾーラ様、失礼! 大殿筋と僧帽筋を同時に緩めます!」
グイッ!(+5分)
「リリス様、大丈夫ですよ。この手を握っていてください。私は貴女だけの理解者です!」
スリスリ(+10分)
誠一郎は両手を使って、炎の魔女には**「ゴリゴリの指圧」を、メンヘラ吸血鬼には「ぬくもりと優しさ」**を提供し続けた。
ピコーン!(+1時間)
「あぁ……この熱と冷気が混ざる感覚……良いわね……」
「誠一郎さんが、二人同時に愛してくれる……♡」
なんとか修羅場は回避された。誠一郎の寿命ストックは**【2週間半】**を超えた。
2. リリス、元気になりすぎて「吸血」
二人の施術が終わり、ゾーラは機嫌よく炎を揺らしながら帰って行った。
誠一郎は、疲労困憊で汗だくだった。
「……ハァ、ハァ……終わった……」
その時、リリスがベッドの上で跳ね起きた。
その瞳は、以前のような怯えではなく、生気に満ち溢れている。
「誠一郎さん! アタシ、今、すっごく元気! 心が満たされて、なんだか力が湧いてきたわ!」
「お、それは良かったです! 今日の施術は効きま――」
リリスは誠一郎の首筋に飛びついた。
ガブッ!!!
鋭い牙が、誠一郎の頸動脈に突き刺さる。
「ぎゃあああああああああああああ!!!!」
激痛!
そして、彼の体から命がゴボゴボと吸い出されていく感覚!
「はぁ……はぁ……おいしい。誠一郎さんの血……自己嫌悪と欲望と媚びへつらいの味がする! 最高にエナジェティックよ!」
リリスは恍惚とした表情で血を吸い続ける。
「た、助けて! リリス様! や、やめてくださぁぁい!」
【警告:献身が過度な代償を伴います。命の源(血液)を吸い取られています。寿命が大幅に減少します】
誠一郎の寿命ゲージが、まるで砂時計のように、猛烈な勢いで減り始めた。
【2週間1日 → 1週間6日 → 1週間4日……】
「うそ……やめろ! せっかく稼いだ寿命が……!」
誠一郎は必死でリリスを剥がそうとするが、元気になったリリスの力は強く、抵抗できない。
「だめよ、誠一郎さん。これこそが、貴方が私にしてくれる最高の**『共依存サービス』**でしょ? 心の穴を埋めてくれた代償よ♡」
「うぐっ……! か、カネで払わせてくれ! 冥銭ならまだあるんや! 2万円、全部吸わないでくれ!」
「いらないわ! 貴方の体液(血)の方が、よっぽど価値があるわ!」
リリスが満足するまで、吸血は止まらなかった。
彼女が誠一郎の首筋から離れたとき、彼の体はフラフラだった。
【残り寿命:1週間4時間】
リリスの吸血で、約一週間分の寿命が消し飛んだ。
「ふぅ……ごちそうさま♡。また明日も来るわね、誠一郎さん」
リリスは満足げにスキップしながら部屋を出て行った。
誠一郎はその場に崩れ落ち、震えた。
(なんやこのクソゲーは! 寿命を稼いでも、クソガキに殴られ、メンヘラに吸われる! 死ねない! 死ぬわけにはいかない! 風俗に行くまでは!)
3. 勇者の再襲来と、究極の選択
その時、慰安室の扉が、外側から**ドカーン!!**と爆音と共に破られた。
「見つけたぞ! 裏切り者のジジイ!!」
血まみれの勇者アレックス、戦士ゴードン、聖女マリアの三人が、息を切らしながら立っていた。彼らは瀕死の状態からポーションを飲みまくり、執念で魔王城に再突入したのだ。
「あの野郎、魔王軍の幹部になってやがった! エリクサーを返せ!」アレックスが叫ぶ。
「ジジイ! てめぇのせいで俺たち、ダンジョンで死にかけたんだぞ!」ゴードンが棍棒を構える。
誠一郎は、吸血鬼に吸われたばかりの体で震えた。
(今、寿命は一週間分しかない。ここで戦闘に巻き込まれたら、確実に死ぬ!)
勇者パーティーは、疲労困憊とはいえ、圧倒的な戦闘力だ。
「さぁ、観念しろ、ゴミ虫! 拷問してやる!」
アレックスが聖剣を構え、突進してきた。
誠一郎の脳内で、閃光が走った。
(待て! 延命ポイントを稼ぐチャンスだ! 勇者に媚びるか? いや、無理だ。あの暴力は致死レベルや!)
誠一郎の視線は、再びボロボロになった慰安室の扉に固定された。
そして、その扉を破壊して入ってきた勇者パーティー。
「勇者様ぁぁぁ!! ストップ!!」
誠一郎は、最後の力を振り絞って立ち上がると、勇者たちの前に立ちはだかった。
「な、なんだ!?」
「勇者様! 器物損壊でございます! この部屋は魔王様から私に与えられた大切な福利厚生施設! 扉を破壊するなんて、**『公私混同による職場環境破壊』**でございますよ!」
勇者たちは唖然とした。
「なに言ってんだコイツ!?」
「私が! 今、この破壊された扉を直しますから! 勇者様たちには、**『損壊された施設の修繕』**にご協力いただきます! 人助けでございます!」
誠一郎は、リュックから大量のポーション(建材代わりに使う)と包帯(固定材)を取り出した。
「さぁ! 勇者様には、聖剣の力で壁のヒビを埋めていただきます! ゴードン様は、この木材を担いで! マリア様は、**『優しく』**ポーションを塗布してください!」
「ふざけんな! 俺はお前を殺しにきたんだ!」アレックスが叫ぶ。
「殺している場合ではありません! 人助けは命の延長! 勇者様の本分でしょう!」
誠一郎は、勇者の腕を掴み、強制的に作業台の前に連れて行った。
【超絶・善行発動!】
対象:敵対者(勇者)への献身的サービス(労働力の強奪)
行動:施設修繕という名の強制的な人助け
評価:倫理観の欠如と驚異的な自己保身
ピロリロリロリロリーン!!!
残り寿命:+1週間 獲得!!
誠一郎の寿命ゲージが、吸血鬼に吸われた分を即座に取り戻し、さらに増加した。
寿命が延びた安心感で、誠一郎は再びニヤリと笑った。
勇者アレックスは、武器ではなくハンマーを持たされ、茫然自失の表情で扉の破片を叩いていた。
「な、なんで俺は……俺は勇者なのに……ジジイの言うことを……」
【次回予告】
勇者パーティーを強制労働に成功させ、一時の平和を手に入れた誠一郎。
しかし、魔王軍幹部が新しいクレーマーとして続々登場!
次は「寝てばかりいる」怠惰の悪魔。そして「いつも何かを盗む」ゴブリン族の幹部。
誠一郎の裏風俗(マッサージ店)は、魔王城の「問題児更生施設」となってしまうのか?
そして、勇者はこのまま誠一郎の奴隷となるのか!?
次回、第8話。
『怠惰の悪魔に「叱咤激励マッサージ」! そして盗癖のゴブリン幹部には「監視」で対抗』
「起きろ! 起きろボケェ! 寿命が減るやろが!」
「泥棒はアカン! 誠一郎の2万円盗んだら許さん!」
乞うご期待!




