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9.感謝

質問、感想、誤字脱字、お願いします。(>人<;)


現在 「しょうがなかったのかな、そう言う運命だったのかな、、、」

   「ちゃんと15階まで行ったのに、、、」




7階からどんどん上の階に上がり12階まで来た。

健と、陸が頑張ってくれたおかげでそこまで時間をかけずにここまで来ることができた。


「え、この問題も6階と同じだ、、」

「やばい、美香みたいな人がいないと解けない」

「とにかく今週中に解かないと。もうすぐ俺たちも3年だこれ以上難しくなるのなら15階にいくのもギリギリだ」


頑張らないと美香を助けられない、、、そう思うと恐怖だった。毎日毎日私たちは考え続けたでも、1週間たっても答えは浮かんで来なかった、、、



 

春私たちは3年生になった。窓から美しい桜を見ながら12階に向かう。美香もうすぐ助けてあげるからね。待っていてね美香。私は昨日の夜ずっと考えたのだ答えを、、、あっているかわからないけどかけるしかないと思った。12と大きく書いてある扉を開けた。すると陸も健も文章と睨めっこしていた。私は走って2人のもとに行った。


「わかった!答えがわかったの!」

「本当か?」

「嘘じゃないだろうな?」

「ほんとだよ!早くしないと美香が、、、」


そう言いながら文字を打った。深呼吸をしてみんなでボタンを押した。


ピンポーン


聴き慣れた音がした。一瞬、間があり私たちは、嬉しすぎて泣きそうになった。


「「やったー」」


2人の声が12階に響いた。


「早くしないと」


冷静な陸が言った。そうだ私たちは校長を倒さなければいけないのに、、、こんなところで喜んでいられないよ。3人で見つめ合い、13と大きく書いてある扉を開けた。13階の問題を解くのは過酷だった。陸や健がどんなにがんばっても頭をひねっても答えは出てこなかった。


「なつみ、頼む」


健が静かに言った。怖くて震える足で歩いて行き問題を見ると難しい文字が並んでいた。よく見てみるとどこかで見たことのある内容だった。


「ちょっと考えさせて!」


頭を私中でフル回転させた。今までのことを巻き戻してみたり、、、学校!、、、美香、、、!


「そうだ、、、美香が教えてくれたんだ」


そう言うと目から涙が止まらなくなった。


「ど、どうした?!」

「大丈夫か?!」

「うっ、、、ごめんちょっと待って、、、」

「うん」

「ゆっくりでいいよ」


2人は優しく答えてくれる。


「、、、ご、ごめんね、この問題美香が教えてくれた問題でこれだけ知ってるとかいって笑ってたの思い出しちゃって、、、」

「そっか、美香に感謝だな!」

「ありがとう美香」

「ありがとう」

「じゃ、校長のとこまで行こう!」

「うん!」


そういってマスを埋めた。


「じゃあ、押すね!」


ピンポーン


次へどうぞと言う文字が出た。周りを見渡すと残り数チームしか残ってなかった。


「絶対勝ちあがろうね」

「校長に出会ったら言ってやるお前は最低な人間だってね」

「その前に勝負して勝たないと」

「みんなありがと!」


そう言って、14と大きく書いてある扉を開けた。

 

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