表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/12

4.美香!

ちょっとショッキングです!

現在 「がんばったなつみにかんぱーい!」

「かんぱい、、、」

「私たちももう20歳か。高校のことがまだ昨日のことみたい」

「そういえばあんなこともあっなー5階でさー、、、




2年生になった。

始業式なんかも当たり前のようになく綺麗な桜を寮の窓から見て終わった。

今も、美香と同じ部屋で楽しくやってます。

健と、陸も同じ部屋らしい、、、

陸はものすごく嫌がってたらしいけど、、、


「なつみー5階に行くよー」

「うん。今日からまたみんなでがんばろうね」


そう言いながら美香と歩いて5階まで上がった。


キーン


「えー、、、2、3年生の皆さん、、今年からのルールで脱落したものは、そのまま地下室行きとします。皆さん気をつけてプレーしてください。以上」


「校長の声だ!」

「ひっど!ふざけんな!」


そんな声があちこちから聞こえて来る。美香や健、陸までもが悪態をついていた。


「えっと言うことは間違えたり、負けたら即地下室行きってこと、、、だよね?」


私が震えた声で言うと


「そう」


美香が言った。


「これからはもっと慎重に行かないと」

「進まないと地下室に入れられるから、何とか生き残らないと!」


2人が言った。


「でも、頑張ろう?」

「うん!」

「校長のとこまで頑張ろう!」


5階は少し問題が難しくなったものの陸が解いてくれた。何回も繰り返して確認をした。問題は6階だった。一見クイズのような、ダジャレのような、簡単そうな物だが、なかなか思い浮かばず簡単なもののはずなのにたくさん時間をかけてしまった。生き残りたい一心で、夜も遅くまで考えた。


「あーーー!」

「、、、!何?美香?」


私が言うと、美香が起き上がって


「答えがわかった〜!」

「すごーい!明日みんなに聞いてもらおうよ!」

「いいねでもとりあえず今日は、おやすみ!」

「おやすみ〜」


そう言うと私は、自分がとても眠いことに気がついた。明日のことを考えながら、意識を手放して行った。


 朝、私が起きると美香はまだ寝ていた。制服に着替えゆっくり美香を起こす。


「おはよーみかー?」

「おはよ」


そして二人で6階に向かった。陸と健はもう来ていた。二人のところにダッシュで向かい軽い朝食を食べ美香が言った


「あのさー、6階の答えわかったんだ!」

「まじかー!」

「よくわかったな」


健も陸もびっくりした顔をしていた。私は横で笑っていた。その後、6階に行き文字数も見るとぴったりだった。

美香は、マスに文字を入れて行った。

これで次の階に進める!そう思ったのに、、、美香は、途中で文字を間違えたままボタンを押してしまった、、、


「「「あっ!」」」

「くっそ!」

「まじかよ!」


脱落してしまうなだろうか。私たちは絶望した。すると校長が現れた。


「チームの場合誰か一人に脱落してもらいます」

「え、、、」

「そんなの嘘だろ?」

「なんで!ルールと違うじゃん!」

「じゃあ私が行く。私が間違えたから」

「では美香さんが脱落者ですね」

「そんな卑怯なことはできない」

「そうだよ美香行くならみんなで脱落だろ?」

「美香、美香、いやだよ行かないで」


みんな美香のことが大好きだから、仲間だと思ってるから行かないで、、、美香!そう思うと涙が溢れてきた。


「なつみ、陸、健、15階まで行って校長なんか倒して!約束だよ!大好き、、、」


そう言うと真っ暗な穴の中に落ちてしまった、、、


次回もよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ