3.ヒント
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現在 あの時はドキドキしたな。私だけどこ行くかわからなかったんだっけ、思い出しながらクスと笑ってしまった。
「お〜!久しぶり!なんか笑ってる」
「お〜!元気そうでよかった!」
「ちょっとね、、、久しぶりだね!元気だよ!ま、とりあえず座って〜!」
「おぉ」
「何頼もうかな〜」
「これ!おすすめ!」
「そういえばさ、、、
最初の問題は難なく陸がクリアしてくれた。
こんなの余裕でしょ?ってドヤ顔して、、、
2階の問題も私と美香でちょっと苦労したけどちゃんと解けた。
結構、陸と健に教えてもらったけどね〜
でも、3階の問題が、、、
「部屋からヒントを探し上の五マスを埋めろ、だって」
「まずヒントから探さなきゃ」
私が言うとみんなが辺りに散らばって行った。しかしヒントはなかなか見つからない。ヒントを探すのに1ヶ月以上かけてしまった。何と言ってもこの校舎は広すぎるのだ。
「広すぎー!」
とうとう健が騒ぎ始めた。
「本当に見つかるかな〜」
美香が言った。みんな不安になっている。そりゃあそうだ。このまま見つからなければ、、、そんなことも考えたくない。私もいろんなところを見ているんだけど、、、なかなか見つからなかった。
「はぁ〜」
と思わず大気を吐きながら私が上を向くと、、、紙切れが1枚天井にくっついていた。
「あっ!あれなんだろう?なんかあったー!」
まさかそんなことはないよな〜そう思いながらジャンプする。
「っく、、、高くて届かない!」
「ちょっと下がってて」
「うん」
そう言うと近くにいた陸がジャンプし難なく取ってくれた。美香、健も集まってきた。紙を広げるとよくわからない文字が書いてあった。
「何これ」
「あっ、これもしかして」
そう言いながら健がら、どんどんマスを埋めていく。
ピンポーン
あっていたようで次へどうぞと書いてあった。
「「やっとクリアーできたー!」」
美香と私の声がまたシンクロした。顔を見つめながら4人でふふっと笑う。
「あ〜久しぶりだな〜!みんなで笑うの」
「確かに」
「ずっと探しててイライラしてたもんね〜」
「特に健な?!」
「え〜!そんなに俺イライラしてた?」
「「「してた!」」」
「そ、そんなに言わなくても!」
またみんなでふふっと笑った。
「じゃあ次行くか」
健が言った。
「「「おー」」」と言いながら、、、あっ陸は、言わなかったけど。
ちょっと笑ってた。
階段を登った。