九九も忘れた理系中退野郎が叫ぶ！

魔法の呪文の書

Ｔｉｐｓ ２０ その答えとは？

以下のような、とある生き物がいる。

　　１０万もの軍隊蟻が背後１メートルに行進してきても、

　　　　その足音は聞こえないほど耳が悪く。

　　真夏の灼熱の太陽に、正面から立ちはだかっても、

　　　　自身の影は見えないほど視野が狭い。

　　自分が生み出したカラクリに、ものの１００年ほどで、

　　　　すべての実力を追い越されてしまうほど、知性として愚か。

　　歴史もとても十分ではない。かつて大地を闊歩した最高種の

　　　　万分の１ほどの期間しか記録に残らない。

　　最高峰の１０００分の１にも遠く及ばないのに、

　　　　自分を最高の物である、として絶対視している尊大で傲慢な。

そんな思い上がった生き物の名は？

　　答えよ。

答えは旗幟鮮明（きしせんめい）かと思われるが。

　　そんなものの侮蔑とは恥であろうから、

　　　　せめて謙虚にいたいところである。〆