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Tips 7 ピタゴラス一致
三平方の定理、で有名な。
過去の、ピタゴラス学派は。
すべては有理数に通訳可能、
だからこそ万物の法則は成り立つと仮定した。
なんでも不可能はないと。
割り切れる、理詰めで説明できると仮定し信じた。
それがこの世界であり神であり宇宙、
この世の真理であると。
それらが否定されると?
しかし現実はこのていどのこと、
閃けば、あるいは
学べば普通の中学生でもわかる。
いかにピタゴラスが過去のひととはいえ、
知的に劣るはずはない。
ならばなぜ
こんなジレンマパラドックスを
認めなかったのか? ピタゴラス不一致。
邪推すると
数学というより
すべてを包括する概念が優先されたのでは?
逆アプローチでまず 真理とは でなら
唯一絶対の真理があるなら
すべてはそれに基づいて割り切れるはず
との結論が出るだろう
そしてそれがどうしても破られたのなら
不可能事はどうやっても不可能であり
ならば神も世界もすべてが、
成り立たない矛盾ごとになってしまう。
しかし繰り返すが、ひととは矛盾を扱えるのだ。〆




