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無というものは

酒宴に欠かせないバッカスの友人

トリクトーが配下の戯言より抜粋



この世に存在しない唯一のものは、

  無、という存在ただ一つだけ。

    そしてこれは自己矛盾している。

      自己肯定かすら不明。

論理破綻。

  無があることの在り、

    無いものは無いことの実、

真実は?

 


  ……ただひとつの絶対の真理は、

    絶対に正しい真理なんか存在しないというただひとつだけ。

  そしてこれは自己破綻している。

    破綻していることを踏まえてすべては相対的にできている。


絶対なんて欺瞞なのだ。

  自己を絶対として譲らないヤツは

    自分を客観視できない狭量なのだ。

って、こんなこということ自体傲慢な独善だ。

  異論も聴く度量は持つよ。

    もし絶対に正しい真理なんかあるなら、

      どうして人の世に不和がある理屈か。

 

科学的な証拠かはともかく、数学においては。

  人間の扱う矛盾はPCには扱えないとされる!

相反する二つの事象を、同時に認識することは人工知能にはできないのか?

  人間は矛盾を扱える。それともごまかしているだけか。

しかし、論理学では。

  前提として矛盾からは、どんな結論も生み出せるとあるし。


いわゆる不完全性定理である。



すると可能性としては。

  近い将来AIの進化で

    シンギュラリティを迎えても、

ひとがひととして

  確固として存在できる、

    『立ち位置』がある?! 〆


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― 新着の感想 ―
 確かに。(笑)  もしこの二律背反な真実を表現するならば、異なる次元からの観測故に成り立つ関係ということになるのでしょうか。もしかすると人と神もそんな関係かも知れません。  お互いが異なる世界の存在…
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