学問にこそ魔力が潜む
狂える自称黒魔道エンジニア、
バード・タイアードの手記より
ポイントはロジックの扱いにある。
ユーモアとウイットの双方が分かる方にしか通じないが。
ロジックの入れ替えもその一つ。
例えると。
『pH7の濃硫酸と、pH0の真水、どちらを飲むか?』
うわあ……やっちゃいけないよ。うけけけけ。
ここで。
『pH14の濃硫酸と、pH0のアルカリ、としたらpH7はどうなる?』
なんて錯乱してしまうではないか。けけ。
↑
上記を笑って理解できるくらいでないと、魔法なんてとても使えたものではない。
あなたはご理解していているだろうか?
こんなこと、初歩の初歩である。
ならば学生時代もっと勉強していればよかった。
ただしこの「魔法」は中二病患者の夢見る『俺様無敵、最強魔王』のご都合主義魔法とはかなり違うので、学生のころはみんな気付かないのだよな。
理系の応用だけでなく、歴史にも社会にも語学にも芸術にも……いたるところに魔力は確固として存在する。
スキルを身に付けたとき、それが他人には真似できない魔法となるのだ。
これを理解しないで、格闘技や武術を身につけて強くなったつもりで弱者を軽蔑する傲慢なヤツにはなりたくはない。
もちろん自覚して格闘技やスポーツを身につけるなら、それもきっと魔法となる。
追記……少しでもこれに疑問があるなら論理学と化学を参照せよ。ここの記事は不明なままでは、あなたとそのまわりにとても危険である。〆




