神の見えている手、五則演算
小学生で四則演算は習うはずだが。
加減乗除とあるけれど。
加減は同じ計算。減-は加+の逆計算だから。
乗除も同じ。除÷は乗×の逆演算。
で、加も乗もたいして違わない。乗×は加+の繰り返し計算。
こうしてみると算数って、ひとつの計算しか教えていないんだな。
対して、現実のこの経済社会は。
五則目の演算。これを知らないから破たんしたと邪推する。
高校で習う極限値、limだ。リミット。
しかしこれって高2以上の理系生徒でないと、ふつう学ばないのね。
つ、ま、り。
『なにごとにも限界がある』
これを知らなかったから破たんしたんだろ。
limはまさにそれを示す演算子。
その数学的な説明は略すが。
過去、バブル景気は。どこの国も。
単に目先の利益ばかり追い求め、
「このままいけば儲かる。どこまでも拡大再生産してやる!」
と、経営陣が暴走し、歯止めが効かなくなって破綻するのが
繰り返し行われてきたのに過ぎないのだ!
それをなんだ。なにが、『神の見えざる手』だ。
なにも理解してはいないな。
それとも責任逃れに、神の名を借りただけか。
拡大再生産ばかりに気を取られ、
投資投資、工場の建築にラインの増大だ!
などとどんどん推し進め、やがて需要に供給が追い付き、追い越したら。
そ、こ、で、
とたんに売れなくなって工場のラインはストップ。
工員は全員解雇だし工場は借金抱えたまま閉鎖だよ。
これでは経営者も労働者も社会も赤字にしかならない。
限界の極限値計算、limさえ適切に使われていたら、こうはならなかったのだ。
しかし、現実にはそれができなかった。
先が読める人間の話を、誰も聞かなかったから。
なぜって、
理系は社会的地位が低いんだよ、文系よりはるかに学力が要るのに。
『文高理低』の意味すら、たいていのヤツは誤解しているし。
理系人間なめてんじゃねえよ。
突っ走りました。(^^♪
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誤っていたら、ぜひとも正解を知りたいです。




