食料についての走り書き
世界の飢餓比率が世界人口の9分の1……
なんだ、日本の貧困家庭の方が悲惨かも。
食べられない子供、7人に1人の割合と聞くから。
そんな日本の耕作面積は、アジア全体の100分の1にも達しない。
数10億ヘクタールを軽く超える世界の前に、日本は400万ヘクタール……で、食料自給率は40%足らず。
これをどう受け止めるかだが。
統計資料によると。
世界の穀物の収穫量は、地球全体の人口を賄って、なお倍する。しかもそれは穀物だけの計算。穀物以外の植物と、畜産物や海産物、その他を無視している。
いまはまだ、食料問題は解消できる。
それでも世界に飢える人が出るのは配分の不均等だ。少なくともいまはまだ。
輸送配送と、インフラの整備。
戦乱をおさえ、モラル秩序を平和裏に実現しないと。
これには教育しかないが、それはいきなり実地するのは無理だから、宗教も代用されてきた。
義務教育で母国の神話がないのは日本くらいらしいな。宗教では思想と思考が偏って混乱を呼ぶ悪循環となる可能性もある。
というかバースコントロールなんとかできないのかね。子供を育てられないのに性交するのは無責任……というあたりまえの概念が、どうやら欠落して快楽のみを求めるやからが多いらしい。
このままでは、これから何年か先の未来で、確実に食料危機は起こる。
なんらかの手を打たない限り。
人口爆発と、環境破壊による農地などの縮小で、食料は行きわたらなくなる。
もっとSDGsを広めることが重要だろう。




