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心と体は等価だ

ご存知かな?(; ・`д・´)

「肉体が傷を負うのは分かる。

しかし、精神が傷を負うなんてありえない」


   ↑

これを本気で信じている人間が多すぎる。


 そして、そうした『自称』健常者は精神を病むひとを侮蔑するのである。意志が、精神が、心が弱いとして見下すのである。



 肉体の傷は明らかに見えるし、痛みも明確だ。

 しかし、いくら苦痛があるといっても自殺して逃げよう、なんて考えるのはよほどの難病の末期患者だけだ。

 そして、完治すれば傷跡は残るものの、もうろくに痛みなんかしないで忘れられる。


 対して精神の傷は……一度負ったら、もう治らないといってもいい。

 ケアにより軽減はしても完治はしない。苦痛が一生ついて回り、常に自分を苛む。自殺願望だって、当たり前に起こる。


それがトラウマと呼ばれるものである。




 私は全身麻酔外科手術を三回している。そのうち一度は命にかかわりかけたほどだ。(単なる虫垂炎なのだが発見が遅く、破裂して体内に汚物が流出していた)


 しかし病院で麻酔を受けていれば痛みは大したことないし、全身麻酔してしまえば執刀時のことなんてまるでわからないまま、時間の経過すら気づかないで終わったらパッと目が覚めていて、もう痛くない。


それがしょせん肉体の傷。



 まあ肉体の痛みは、麻酔がなければ耐えがたい激痛なのは事実だが。歯医者は怖いねえ。(私は普通なら全身麻酔でする手術を、局部麻酔だけで行った)


 しかし繰り返すが、肉体の痛みから、自殺を願うなんて、よくよくだということはご理解いただけると思う。



対して精神の痛みは……これは説明しようがない。

(体験談など記してもどうせ見苦しいだけだから。

悩みを聞くなんて、不快になるだけでしょう? 例外は相手が魅力的な異性の場合くらいだ。)



 もしあなたが肉体の痛みを理解できるなら、トラウマというものが実在することを、知っておいてもらいたい。


よろしかったら、

ご意見をお聞かせください。(^^♪

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― 新着の感想 ―
「肉体が傷を負うのは分かる。 しかし、精神が傷を負うなんてありえない」  そんなわけなんてないですよね。  どんなに優れた機械だってプログラムにバグがあれば正常に機能しない。これを人間に当て嵌めるだけ…
[一言] 確かに歯医者は怖いでえすねぇ ><。 音も嫌だし……。 私の叔父も盲腸破裂で、お腹の中を洗浄しました (;^_^A
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