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毒吐きです。閲覧注意。

 発狂して頓挫とんざ断念したが。

 私はPCプログラマ志望だった。腕としてはプロの実力に迫った。

 

 オブジェクト指向、クラス型をあたりまえに使用し。数学的には三次関数、三角関数、指数対数演算、論理演算、機械語……もちうる限りのスキルを応用した。グラフィックも凝った。開発言語は四種類くらい使えた。

 偏差値40台の工学部で、そこまでできた学生は私くらいなのだろうな……周りから妬まれるわけだ。

 で、嫌がらせ受けまくって私は発狂した。なにもかも失ったよ。



 私が学生時代、作っていたソフトは。事実上、飛行機のシミュレーターだった。



 私がシミュレーターを作りたかった理由は、

 現実よりけた違いに安く、資源の負担も少なく実現出来るからだ。失敗しても死人もけが人もでないし。


 飛行機パイロット育成、一人一億円以上。ひょっとしたら十億円以上かかる?

 一回飛行する燃費だけで、軽く数十万円の世界なのだから。メンテナンス費もそれくらい。一年間も訓練受けたら、もうコストは数億円だ。



 なのにシミュレーター開発費、一千万円もしない。個人で作れば事実上無料だ。

(ソフトはコピーできるのだから無料、ハードもむかしで言うラズベリーパイひとつで足りるから、1ドルしないかも。)


 ソフト制作に大学の講義そっちのけで、半年は費やした。一日20時間、働いたといっていいし。完全な躁病テンションで、寝食ろくにせずだ。

 かりに最低賃金でも貰っていれば、軽く300万円にはなったな。

 まあその後、就職活動先で大企業本社電算機室を紹介され、初任給30万円を提示されたし。バブル崩壊後の就職氷河期にである。


 まともに働ければ、私は20代で年収1000万円クラスのエンジニアだったのだな。一部のひとからは天才←扱いもされるわけだ。


 発狂してしまえば、もうどこも雇ってなどくれないし。人生無駄にしたよ。最低賃金パートすら疎まれる身。くだらない。


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― 新着の感想 ―
 不遇なる天才。やっぱり存在するものなのですね。  願わくは、そんなあなたにいつか脚光の当たらんことを。
[一言] 凄いですね (*´▽`*) 私はベーシックさえ使えませんよ ><。 二次関数でさえゼェゼェいいます orz
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