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大人のためのおとぎ話は

アダルトな話ではないよ。(´・ω・`)

 もう二十年近く前になるが。

 私が初めて小説を書こうとしたときのテーマは、


【夢を忘れた大人のためのおとぎ話】


 だった。

 なろう にもアップした拙作では


   【妖精伝奇】


 が当たる。なろう ではこれだけか。




 しかし、人気は出なかった。

 過去の別ブログでも、アクセスは伸びなかった。

 いちおう横つながりの一部の固定層からは支持を得たし、当時上げていたブログからは、某プロ作家さんからの足跡をなんども頂いたりもしていたのに。



 そんな妖精伝奇を、数年前に全部プリントして職場の年配の女性に読んでもらった。

 しかし、期待していたような感想は得られなかった。


「みんな死んでしまうのが悲しい」


 と、否定的な言葉をいただいた。※後述



 それでわかったのだが。ひとはみんな、青春の時代に生きているのだ。

 フィクションの世界では、誰しも若かりしヒーローに自己投影し、美少女なヒロインとの恋に憧れる。女性でもまたしかりであろう。

 

 少子高齢化の時代、大人は大人のためのおとぎ話を求めるかと私は勝手に思っていたが、思惑は外れた。



 繰り返すが、誰しも青春時代を羨望して生きるのだ。自分がこのとき、若者だったら……の、もしも、を前提として、ひとはみんな常に生きているのだ。

 少年は逆に、自分がもし大人なら……を前提とするから、けっきょくみんな青春時代に生きているのだ。

 



 ※。私の『妖精伝奇』は、そんなにひとが亡くなる作品ではない。だからこの女性が最後の章だけ読んでみて、そう錯覚されただけの可能性がある。

 しかし人気がないのは事実。戦記ものではなく純文学からもやや外れた、非なろう系の駄作として消えるのだろうか。


なにか切ないね。(*´ω`)

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― 新着の感想 ―
 『妖精伝奇』を読んできましたが、確かにその職場の女性の感想は仕方ないですね。  それなりに面白くはありましたが、素直に喜ぶにはテーマが重く難しいんで。  人は青春時代の憧憬に生きるというのも確かです…
[一言] 青春時代に生きているってのが刺さりました☆彡 そこをターゲットに書くべきなんですね (*´▽`*)
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