世界は完成されないから続いていく
パラノイアの妄言、発動!(; ・`д・´)
人間の世界において、完成された創造物は存在しない。
というより、人類の文明はその発展を極めたとき、崩壊する。滅んだ過去の文明の群れを見るがいい。神話のバベルの塔にも明らか。
科学と文化の発展により、それ以上文明の向上の余地がなくなってしまうと、退廃と絶望が支配するようになるからだ……と私見する。
(古典アニメ『天空の城ラピュタ』のモデル都市、インカのマチュピチュとかマヤ文明とかを彷彿とさせる)
現代の文明は発展を続けられるから存続しているのだ。
これには科学の先見性が大きい。
どんな分野の学問、それにアートにスポーツも、完璧にはならないのだ。
学問のどんな一分野であれ、完成された学問なんて存在しない。
謎を解き明かせば、新たなる謎がまた複数現れる。これの無限連鎖が続いていく。
ざっと辿ると、
理系と文系→ 数学と文学→ 論理学と哲学で。
これらは記号論で成り立つし、なにもかも倫理学がともなわなければ無意味。
物理科学の古典には、ニュートン力学どころかアインシュタイン一般相対性理論すら含まれる。
現在最先端は統一場理論、それを支える量子論だ。
それらに比べると、論理記号だけを扱う論理学は、基本的なものはとてもシンプルなのだが。かといって、扱う命題はいくらでも複雑になっていくから、手に負えないし。
文学はその必要十分条件をほぼ終えた。というより、新たな必要条件は、むしろ使われない言葉、単語類の枝葉刈りである。
難解過ぎる漢字、一時の流行なだけの死語、意味のもはやわからない言い回しとか。これらは減らさなければならない。歴史文化を損なわない程度には。
自分が文章を記すときは、気をつけたいものだ。(私は過去難解な漢字使い過ぎて評判悪かった)
言葉は言霊、生きている。自然淘汰に任せてもいいが。むやみに国語の乱れを正せ、とはいわない。
シンプルイズベストでしょ。単語は増えたのに、人間には扱える限界があるのだ。
だから法学がやはり必要で。そこをみんな根掘り葉掘りしている。
むやみに変えてはいけないものだし。かといって旧態依然のままではなにも解決しないし。
ポイントはほんとうに大切な言葉と、それの真意である。普遍的なテーマを表す言葉なら、自然に根付くだろうし。
〆
Bestなんて存在しない。だがBetterは常にある。
シンプルイズベター・オールウェイズ。
ありがとうございました。
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