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幻のジレンマ
メンタルトリビア(^^♪
短くまとめました。
最初にお断りするが、幻覚幻聴は人間だれしも観て聴いている。眠っているときの夢がそれにあたる。夢のほかにも事例はある。
妙な言い回しになるが、幻覚幻聴とは現実に存在するし、そしてそれはけっして現実に確かめられない。
繰り返す。存在するのに、確かめられないのだ!
精神科患者には、幻聴を聞くひとが多い。
しかし、それは患者がそれを現実の音と区別できないから幻聴なのだ。
もし、『いまの音は現実の音ではない』と自覚した音を聞いたなら、それは幻聴といえるだろうか?
本人が幻聴と自覚している音なら、それはもはや現実と線引きできているから、もはや幻聴の枠に入らないのでは?
しかし、現実の音ではない音を、たしかに聞いたことも事実なわけで、ここにそんな音も幻聴に区分することができることになる。
ここの二つに、矛盾。二律背反が生じる。
こんな二律背反、貴方はどこかで体験されました? なにも幻覚幻聴に限らずとも。
よろしければご意見お待ちします。(*^^)v




